1月13日(月・祝)神奈川県立武道館にて、抜刀道の世界的な普及に務める一般財団法人 日本抜刀道連盟による「第1回抜刀道ワールド大会」が開催された。
本大会は、世界で初めて三角柱状のダンボールを使用した“仮標”を抜刀の対象に見立てて行われた。稲藁や畳表などは海外では入手困難なため、また廃棄に手間もかからないため、5年以上の試行錯誤の上、厚さ1cmのダンボール“仮標”が作られた。これにより容易に抜刀道を行うことができ、海外での普及のハードルが少し低くなった。
このダンボール“仮標”には黒線が入っており、剣士が斬る位置と角度が明確になるため、剣士にとっては狙いを定めやすく、また審判員にとっては試合判定を行いやすくなったり利点がある。それに向かい、日本抜刀道連盟の精鋭の剣士が制定刀法の段位別に個人戦・団体戦と腕を競い合った。
また当日は「抜刀道」を通じての交流を目的に、國際抜刀道連盟の剣士の方々を招いての演武も披露された。
来年、日本抜刀道連盟は35周年を迎え、再来年の2027年には台湾で世界大会を開催する予定だ。
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