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映画「英雄傳」達人試写会開催!有名格闘家コメント&本予告編動画も解禁!!

『ウィングマン』坂本浩一監督×主演・浅井星光(浅井流鞭拳空手創始者)
武術アクションの新境地、究極の異種格闘バトル爆誕!!
《達人試写会+有名格闘家コメント到着+本予告編動画+主題歌情報解禁》


本誌でもお馴染みの武道・武術家たちが総出演した注目の映画『英雄傳 えいゆうでん 』。5月23 日(金)の劇場公開に先立ち、去る4月23日、渋谷ユーロライブにて、映画「英雄傳」達人試写会が開催された。


会場は多数のクラウドファンディング支援者や関係者で埋め尽くされ、そして招待された有名格闘家たちとともに、スクリーンに炸裂する激闘につぐ激闘、死闘につぐ死闘、映画史上初めて描かれる秘伝武術と必殺技の数々、本物だけが持つ迫力とパワーに満ちた空前のノンストップバトル・アクションを“体感”し、その圧倒的興奮で熱気に溢れかえっていた!

上映後、拍手が鳴り止まぬ中、キャスト一同が登壇、達人武術家特撮系ヒーロー系キャスト一同による豪華舞台挨拶も開催された。


主演・プロデューサーを務めた浅井星光師(浅井流鞭拳空手)は、
先生方とのご縁はコロナ禍でのYouTube、武道武術の垣根を超えた交流から始まりました。そういう意味でも本作は時代を投影したものだと思います。
プロデューサーとしては、今回出演していただいた先生方は俳優ではないので、『なぜ演技させた? 戦わせるだけでよかったじゃん』と言われないよう、3ヶ月以上お芝居の練習もさせていただきましたが、皆さんいかがでしたでしょうか。(観客一同拍手)
演者としては、私は父(浅井哲彦)から継承した鞭拳空手をあくまで護身術として習ったので、自分から攻撃はしない。相手から攻撃が来たら、最小限の力で最大のダメージを与える。そして、目つき金的、急所を狙う(笑)。ですが、アクションではそれら全部禁止なんです。そこでどうやって鞭拳空手を表現したらいいのか悩んでいたら、監督は『うん、任せてね』っておっしゃってくださって。鞭拳空手のセミナーにもいらしていただいて、鞭拳空手の基本動作をまずピックアップしようと。そこから監督にいろいろご指導を受けて、今日に至りました。本当にありがとうございました。

と感謝の言葉を伝えた。


続いて、師範たちからは、劇中へ武道武術の観点からどのようなアイデアを盛り込んで行ったのかが語られた。

【システマ東京・北川貴英師】
“見せる”アクションと“見せないようにする”武術では本当に真反対。特にシステマでは演武などを行わないのでものすごく悩みましたが、坂本監督からは『アクションって楽しいんだよ!』と言っていただき、実際、誰よりも監督が一番楽しそうにされていて、助けられました。今回は他の先生方があまりやらないであろう寝技、柔術の技なども少し入れながら、システマの“グラウンドファイト”もさせてもらいました。


【合気道神武錬成塾・白川竜次師】
合気道に対する海外での目線は『現代の格闘技では通用しないのではないかと』と厳しいものでして。そこでパンチやキックに対して、合気道ではどう対応できるのかを、また日本の伝統文化として、『座り技』も映画にとり入れたいと思いました。あと、私は子供の頃から合気道の専門家として、その稽古で培ってきた“ドロップキック”をぜひ、世界中の人たちに観てもらいたいと。監督に採用していただけたのが、今回の成果です(笑)


【忍道・習志野青龍窟師】

忍者が登場するというと、バク転して、火を噴いて、ドロンするというのを期待されてしまいますが、江戸時代以前からの伝承に基づいた本当にあった忍術を研究している身としては、監督がその意を汲み取ってくださったのが本当にありがたかったです。撒菱ですとか、手裏剣、捕縛術といった、忍びが戦国時代にどうやって戦っていたのかを投影させていただきました。


【紅ケン師】
錚々たる先生方の中にいると『お前誰やねん』って感じですが、もう自分はキャラで勝負するしかないなと。私は普段からこの格好で稽古や試合にも出ているんですが、監督の好意でやりたい技を思い切りやらせていただきました。また自分は特撮大好き人間なので、いろんなネタを仕込んであります。それをご覧になって、気づいていただけたら嬉しいです!


【躰道・中野哲爾師】
躰道は派手なことをやっているような印象を持たれますが、本当に基本を大きくしたもので、最初から大振りをやっているわけではないというのをぜひ表現したかったです。また、型のまま、いかに戦えるのかを頑張りました。もう一つは、狭いところや畳じゃない場所で本当に躰道ができるのか、という意見もちょこちょこ聞いていたので、そういったところも今回、やらせていただいたので、とても楽しかったなという感想です。


【カポエィラ・テンポ笹森道場・ゲヘイロ笹森師】
私は劇中で唯一字幕(ポルトガル語→日本語)がついた人物です(笑)。カポエイラというのはアフロブラジル文化であって、常に音楽が付きまといます。そういったカポエイラの要素や、奴隷制度への抵抗のための格闘手段といった部分も、単なる悪役ではなく、体現させていただきました。また、“日本対ブラジルの足技対決”みたいな『みんな見たかったでしょ、それ?』も形にできましたので(笑)、楽しんでいただけましたら嬉しいです。


【ANGELLAさん】
私は全く武術はやってこなくて、アクションしかやったことがなくて。監督からは『じゃあ、アクションを前面に押し出した方が、達人の皆さんとの違いが出て面白いのでは』と言っていただきまして、それならと必死こいてアクションをやりました。坂本監督のアクション部の皆様は『アクションの達人』だなと撮影の時、つくづく思いました。星光さんからは『アクションは思いやりでやるもの』と指導を受けているんですが、現場でアクション部の皆さんと手合わせさせていただいた時に、『私はこうやりたい!』というのをプロの方達には頼っていいんだなとすごく思って、自由にやらせていただきました。


【影武流合氣体術・雨宮宏樹師】
事前に浅井先生とANGELLAさんから、アクションでの突きや蹴りはこう打つんだと、すごいスパルタで教わっていたのですが、現場に出てみたら、坂本監督から『当てていいよ』と(笑)。『どの程度で?』と聞くと、『普通に当てていいよ』と言っていただき、現場では楽しく当てさせていただきました(笑)。こういった世界は初めてでしたが、みんなで一つの目標に突き進んでいくみたいな、映画って本当に良いですよね。(観客一同拍手)


続いて、特撮ヒーロー系キャストとして大活躍中の出演者の挨拶に、会場は笑いで包まれた。

【「Mr.平成ライダー」こと、高岩成二さん】
僕も岩田君も普段はスーツを着てお仕事をしているのですが、今回の現場では、岩みたいな格好をさせられて、鷹の被り物を渡されて。これは何かと聞いたら、鷹に岩で「高岩」だと(笑)。現場では失笑しましたが、僕は唯一、達人の先生方と絡まなくて済んでよかったです(笑)。僕の代わりに息子(高岩芯泰氏)が白川先生にバッタンバッタン投げられていて、また、事務所で中野先生とクルクルクルクル回っているのも息子なのですが、下手したら、あれを僕がやらされていたのかなと(笑)。僕じゃなくてよかったです。以上です!

【「仮面ライダーシリーズ」出演の宮原華音さん】
初めて皆さんがいるアクション練習に行った時に、間違えてしまったと思ったんです、もう空気が怖すぎて(笑)。私は空手を15年やってきましたが、キックは3年しかやってこなかったので、なんかすみませんと。北川先生も最初、ぶっちゃけ、めちゃくちゃ怖くて(笑)。でもグランドで攻防しているときに、私が本気で行ったらもうクルクル回してくれるし、パンチしても絶対当たらないわと思って、そこから信頼関係ができた気がします。本物の方たちの中で本気で戦えたことがとても楽しかったなって思いました。ありがとうございます。

【同じく「仮面ライダーシリーズ」でも活躍中の橋渡竜馬さん】
坂本監督の作品には何度か出演させてもらっていますが、今度は敵のボス役だと。僕は格闘技など何もやっていないんで、敵を倒すことしか考えていないこんな人たちと戦えませんと(笑)。先生方がアクションに歩み寄ってくれたように、僕も事前に先生方のセミナーの方に通わせていただきまして、勉強させていただきましたが、セミナーで星光さんから受けた金的と鎖骨がまだ……(痛むフリ、笑)。

【現役でウルトラマンのスーツアクターを務める岩田栄慶さん】
僕は自分のホームグランドでは負け知らずで、空も飛ぶし、身体デカいし、手から光線も飛ばすんですけど。坂本監督に呼ばれると必ず死ぬんですよね(笑)。今回はいきなりナイフを持たされました(笑)。星光先生のことは以前から存じ上げていましたが、バチバチに鞭拳を実体験することができまして。『か弱い』と持ちネタみたいに言っていますが、あれは嘘ですからね、皆さん(笑)。

そして、舞台挨拶は坂本浩一監督の言葉で締めくくられた。
クラウドファンディングを支援してくれた方々、スポンサード、協賛してくれた皆様のおかげで、ちゃんと完成することができました。ありがとうございます。僕も数多くの作品を撮っているんですが、このような本物の方々とやるのは初めてでして、本当に刺激を受けました。僕も事前に体験させていただいて、技を食らって、内出血が消えなかったり、色々なことを経験しながら、スタントマンの皆も楽しんでいたし、新しい経験、刺激を受けたので、また機会があればぜひ、武術とアクションの掛け合わせの企画を続けていきたいと思っていますので、皆さんのご支援をよろしくお願いします。(一同、拍手)


月刊秘伝2025年6月号(5/14発売)では、坂本監督へのロングインタビュー記事も掲載!!


この日の「達人試写会」には、著名な格闘家たちもゲストとして招待されていたが、下記にその熱いコメントの数々を紹介しよう。

( 左から) 菊野克紀さん 小比類巻貴之さん 吉田秀彦さん 三崎和雄さん 浅井星光さん 大山峻護さん 坂本浩一監督 ミノワマンさん 須藤元気さん





【吉田秀彦さん(柔道家) コメント全文】
こんなに色々な達人が出演している映画はなかなか無いですし、観ながら感動しました!ひとつ残念だったのは、僕が呼ばれなかった事です。次回作には是非呼んでください。よろしくお願いします。


【須藤元気さん(元格闘家)コメント全文】
実は私、坂本監督の「仮面ライダーW」に出演したことがありまして、本当に久しぶりに坂本監督の作品を楽しく拝見させていただきました。特にアクションのカメラワークが力強くて、とても楽しかったです。


【大山峻護さん(元総合格闘家)コメント全文】
子供の頃からヒーロー好きだった自分にとって、あのヒーローが蘇ってくるくらい大興奮で拝見しました!


【三崎和雄さん(格闘家)コメント全文】
何のために戦うのか、誰の為に戦うのか?護身術とは、自分の身を守る為だけではなく、誰かを守る為にあり、その根底には愛があるということを考えさせられる素晴らしい映画でした。


【ミノワマンD・Zさん(宇宙超人) コメント全文】
この映画に登場するテアトルーガーのように、僕も地球の平和を諦めずにがんばります!


【小比類巻貴之さん(元格闘家)コメント全文】
本物の武術家が出演してアクションを演じるという、素晴らしい映画でした。武道をやられている方々は勿論ですが、子供たちにこの映画を観てもらって、強い大人になって欲しいです。


【菊野克紀さん(武術格闘家)コメント全文】
僕は今回出演された先生方と知り合いでお人柄や凄さを存じ上げているのですが、それらが素晴らしく表現されていてとにかく凄い映画だと思いました!






また達人試写会最後には、舞台上にて映画「英雄傳」主題歌「君へ」が、有邑(あすみ)さんの生歌唱により披露され、会場は感動に包まれ、幕を閉じた!!


〇有邑(あすみ)(主題歌「君へ」/作詞・作曲・歌唱アーティスト)
「TWORKS RECORDS」所属 演歌出身、ボカロ育ちのシンガーソングライター。
2024年8 月のイベントで有邑の生歌唱を聴いた坂本浩一監督が、その歌声に惚れ込み自ら主題歌を依頼。「英雄傳」の主題歌として書き下ろした『君へ』は、有邑がシナリオを読み込み自ら作詞作曲したオリジナル曲。デモの段階で映画の世界観とメッセージを完璧に表現し監督をうならせた。2025年5月2 日より各サブスクリプションサービスで配信開始!






そして、本予告編もついに解禁!!


街に襲い来る、極悪地上げ集団、ストライクに立ち向かうひとりの母親・浅香光とその娘、麻友が断絶された親子愛を取り戻すまでのドラマをベースに、各達人たちの壮絶なリアルアクションが炸裂する、唯一無二の予告編。この熱きドラマをぜひ劇場にてご覧ください!!






【映画「英雄傳」ストーリー】
悪の道に堕ちた不良格闘家たちで組織された極悪集団ストライクが各地で強引な地上げを行い、平和な街が恐怖 と戦慄に包まれていた。ストライクの横暴に正義の武術家たちが立ち上がり、激しい抗争が始まるが、ストライクは 悪逆非道な策略を駆使して蛮行をエスカレートさせる。やがて、5 年前に過失致死事件を起こして服役していた伝 説の鞭拳空手の継承者、浅香光が街に帰って来る。彼女は街の平和と、子供たちの夢と希望を取り戻すため、志 を持った武術の達人たちとチームを結成、ストライクの壊滅作戦を開始する…。

【作品概要】
◎タイトル:『英雄傳 えいゆうでん 』
◎監督:坂本浩一(「ウイングマン」)
◎脚本:足木淳一郎
◎製作:テアトルアカデミー BEAT PARADOX
◎公開: 5月23日(金)公開 kino cinéma新宿 他にて
◎日本映画 80分 2CH ステレオ 映倫G指定
◎配給:アルバトロス・フィルム
◎コピーライト: ©2025 THEATRE ACADEMY
◎映画公式サイト:https://eiyuden-movie.jp 

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