秀徹で戦う！

インナーマッスルの収縮と腰椎の安定によって全身の重さを打撃に伝える「秀徹」。今回は稽古会の上級者のみを招集し、マススパーや腹突き、シャドーなど、威力を生む姿勢を実戦に使う為のメニューを中心に紹介。いかにして姿勢を維持し、威力を持った打撃を当てるか？ 机上の空論で終わらない、“本当に使える打撃論”がここにある！

●身体の繋がり
深層筋の締まりチェック
●繋がりからの連動
身体下ろし／肘下ろし／脇の締めと肘の固定
●繋がりの確認・力の出し合い
立ち腕相撲／押し
●パンチへの応用
ストレート／ジャブ／ジャブの連打／腹突き
●パンチとプッシュの違い
衝撃を残す・押さない／その場突き／シャドー／
重さを作る姿勢と 腹圧を作る呼吸／スピードも有効に働かせられる場合
●応用 動きながら自然に力を出す
それぞれのマススパーの間合い／首投げ／首投げを耐える／
マススパー① パンチのみ／マススパー② 左リードをメインに／
マススパー③ パンチ・前蹴り・組み有り／
マススパー④ 素手で打ち合い・組み有り／マススパー⑤ 上級者は組みのみ

藤原将志（ふじわら　まさし） 空手をはじめ、さまざまな流派に学び、その過程で鍛錬方法を模索する。また、数多くの武道家や格闘家との交流も行う。2020年には、技の威力にこだわる空手として「秀徹空手道」を立ち上げる。現在は、空手道にこだわらず、より自由かつ幅広い研究を行うという意味で、会名を「秀徹」と改め、流派・団体を問わない指導を続けている。

出演協力：桐山博文／木元崇仁／吉田元気／関根洋貴／須田優作
撮影協力：誠真会館ひばりが丘道場