必勝のチャギ-蹴り-

跆拳道創始者・崔泓熙（チェ・ホンヒ）の正統跆拳道を修練し、全日本・世界大会優勝者を輩出し続ける名門道場、テコンドー・ファラン朴武館。
テコンドー歴36年を超え、数々の輝かしい戦績を誇る朴禎賢（パク・チョンヒョン）を筆頭に、華麗にして驚異的な蹴り技と鍛錬法、そしてその魅力を知る為の型と約束組手を紹介する！

●蹴り-チャギ-の基本的な特徴
テコンドーにおける力の原理／テコンドーの蹴り技（チャギ）／サインウェーブ

●試割で魅せる蹴り技の威力
アプチャ・プシギ 前蹴り／トルリョ・チャギ 回し蹴り／ヨプチャ・チルギ 横突き蹴り／ネリョ・チャギ 踵落とし蹴り／ティミョ・180°トラ・ヨプチャ・チルギ 跳び180°回転横突き蹴り／ティミョ・360°トルミョ・パンデ・トルリョ・チャギ 跳び360°回転反対回し蹴り／ティミョ・360°トラ・ヨプチャ・チルギ 跳び360°回転横突き蹴り／ティミョ・ヨプピトゥロ・チャギ＋ヨプチャ・チルギ 跳び横ひねり蹴り＋横突き蹴り／ティミョ・ヨプチャ・チルギ 跳び横突き蹴り／ティミョ・サンバル・カウンデ・ピトゥロ・チャギ 跳び双足中段ひねり蹴り

●蹴り技を磨く為の鍛錬法
ストレッチ／手摺を使って蹴り上げ

●型-トゥル-と約束組手
檀君（タングン）／忠武（チュンム）／主体（チュチェ）／文武（ムンム）
一歩約束組手 ７番／一歩約束組手 10番／一歩約束組手 11番／一歩約束組手 12番／一歩約束組手 15番

●跆拳道精神
禮義 廉恥 忍耐 克己 百折不屈

●おわりに～テコンドーは希望

朴禎賢（パク・チョンヒョン） 日本国際テコンドー協会 ITF-JAPAN 跆拳道花郎朴武館 名誉会長・最高技術顧問／師賢７段
1969年、在日コリアン３世として大阪府に生まれる。父の方針から８歳の時に他の兄弟とともに剛柔流空手道を学び始める。中学3年時には会派の全国大会組手の部で優勝、翌年、黒帯を修得する。1988年、東京の朝鮮大学校へ進学、大学テコンドー同好会に入会し、生涯の武道「跆拳道」と出会う。1989年、第１回関東学生選手権の二部無差別級で優勝。1990年に昇段すると、同年開催された第１回全日本テコンドー選手権でマイクロ級準優勝。翌1991年、第２回大会で組手（マッソギ）マイクロ級優勝と共に、型（トゥル）1段でも優勝し、初の最優秀選手に選ばれる。大学卒業後、協会首席師範（当時）の黄進（ファン・ジン）師範に師事し、本部道場指導員として務める傍ら、数々の大会で活躍する。1999年１月、ファラン朴武館を設立。後進の指導とテコンドーの普及発展に務める一方、2010年から現在までベテラン世界大会へ出場、多数のメダルを獲得するなど、今なお現役選手として自身の研鑽に努めている。

撮影協力：テコンドー・ファラン朴武館 荒川道場・戸田道場・大宮道場
出演協力（師範）：朴 禎 祐（6段）／梅田 達哉（5段）／船水 健二（5段）／矢部 守重（4段）／大矢 英伸（4段）／土屋 稔（4段）／大島 勝（4段）
出演協力（副師範）：谷口 慎一（3段）／権 寧 実（3段）／別府 秀敏（3段）
出演協力（指導員）：清水 秀子（3段）／姜 大 模（1段）／大島 ののか（1段）／大野 菜採（1段）
出演協力（稽古生）：朴 瑛 奈（2段）／大野 裕斗（1段）