月刊秘伝2022年6月号
身体開発法の横綱 「相撲トレ」腰の力の鍛錬!
四股・腰割り・すり足・テッポウ
◎第一幕 漱石と寅彦と“一ノ矢”の
ハッケヨイ!「大相撲量子論」問答
◎第二幕 二所ノ関親方(元・稀勢の里)×松田哲博
ごっつぁんです!! 「横綱の“極み”稽古論」
◎第三章 武術格闘家・菊野克紀&合気道家・白川竜次の
ガチンコ!!! “秘伝”相撲鍛錬「四番」稽古
またひとつ古伝の武術が現世の刻に解き明かされる
黒田鉄山、古武術を愛好する者でこの名を知らぬ者はいまい。家伝である五つの流派、駒川改心流剣術、四心多久間流柔術、民弥流居合術、椿木小天狗流棒術、誠玉小栗流活殺術の宗家であり、古武術本来の術理を今の世に体現する人物。
氏の研鑽により武術の動き、身体運用の芸術、そして「型」のみを通して到達できる武術的身体とはいかなるものかが平成の世に解き明かされてきた。
そして今ここに、これまであまり公開されることのなかった棒術の技が姿を見せる。
椿木小天狗流の教えとは、棒術における精妙さとは、未知の運動法則とは。黒田鉄山氏が直に回答する。
主な内容
椿木小天狗流棒術 来歴・理論概説
基本武術操作 順と逆の素振り
1本目「戻刎」(もどりばね)
二本目「背」(せい)
三本目「小手附」(こてつけ)
技術解説と指導
黒田鉄
1950年埼玉県生まれ。祖父泰治鉄心斎につき家伝の武術を学ぶ。民弥流居合術、駒川改心流剣術、四心多久間流柔術、椿小天狗流棒術、誠玉小栗流殺活術の五流の宗家。現在も振武館道場において、弟子ともに武道本来の動きを追求し続けている。なお、鉄山は本名である。現代(競技)武道界に飽き足らない多くの武道ファンにとってスター的な存在である。