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北斗神拳の謎に迫る 秘孔の真実

著者
中山 隆嗣
判型
四六判
頁数
188頁
価格
1,430 円(税込)
発売日
2022年12月27日

劇画の技をリアルに分析!
人体の急所を突く、一撃必殺の武術はあるのか?

秘孔を突き、「お前はもう死んでいる」と一言。
少しの間をおき、敵の体が崩れ落ちる—

あの頃の少年を熱狂させ、今また人気再燃中の不朽の名作。
その技の真実に迫る!

「活殺自在」の世界へと誘う!
体格や体力を超越する武術の理想形

CONTENTS

●第1章 「気」を用いた殺法と活法
武術という高位の身体文化/武術が持つ「活」の用法
「見える身体」と「見えない身体」/秘孔は活点であり、殺点でもある
秘孔が効果を出した実例/急所としての秘孔の分類/秘孔を使い分ける「加減」
「気」で人を倒せるか?/新しい秘孔の追求

●第2章 「殺」の秘孔に迫る
「お前はもう死んでいる」は真実か/死の秘孔は武術でいう死穴か
指による身体への浸透/肉体・物体を切り裂く南斗聖拳/「剛の拳」と「柔の拳」
相手を操る秘孔はあるのか/秘孔の位置が普通と逆のケース

●第3章 「活」の秘孔に迫る
人を救う魔法の1穴/言葉を失ったリンに対して/失明したアイリが光を取り戻す
延命の秘孔は活法の憧れ/自分自身の秘孔を突く効果/活力アップに有効な秘孔

●第4章 現実の空手と北斗神拳
本来の空手は総合武術/武術家のベース、武術体を「形」で練る
正確な技のコントロールで秘孔に作用/秘孔への圧のベクトル
基本・形・組手で武術を磨く/武器を操るケンシロウと空手家

●第5章 北斗神拳をイメージして活殺自在を実践
指2本で腕の動きを封じる/手首こそは武術体と健康体の基礎
稽古で実践できない「殺」と実践できる「活」/経絡の知識が武術に活きる

●第6章 北斗神拳修得への道
技の浸透を意識する/身体の中心軸を養成する/五感を磨いて極意に至る
心の修行/一瞬の「無」を経験した/偶然を必然にする稽古
触れる手の質を上げる/相手を見抜く能力

●第7章 北斗宗家と武術流派の宗家
宗家を擁する古流武術/流祖は技術と思想の達人/宗家というルーツに真髄を見る
「戦い」と「愛」/流儀の思想と哲学を求める/戦いの果てにある境地とは
強いからこそできることがある/戦いを哲学に昇華する

巻末資料


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著者プロフィール

中山 隆嗣(なかやま たかつぐ) 1956年、熊本市生まれ。空手家、整体師。1971年、生理解剖医学に立脚する千唐流空手道へ入門。第1回世界大会準優勝。国際千唐流空手道連盟・直真塾塾長。快整体術研究所所長。著書に『だから、空手は強い!』『靭帯療法』『プロの整体術・伝授!』(BABジャパン)、『身体の力を取り戻す 奇跡の整体』(青春出版社)など多数。

活殺自在塾 https://www.kassatsu.jp/
快整体術・研究所 https://www.kai-seitai.com/

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