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弓道と身体

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定価
1,760円 (税込)
著者名
守屋達一郎
判型
A5判
頁数
184頁
発売日
2018年4月4日
[目次]

使える!“弓の極意”

「表面の筋力を使わずに“中”を使って力を起こす方法」、「止まっていても、いつでもどの方向へも動ける身体」、「全身くまなく意識を届かせる、“体内アンテナ”」常識練習ではなかなか届かない、こんな身体操法こそが欲しかった! 野球、サッカー、テニス、卓球、自転車…、剣道、柔道、空手、レスリング、ボクシング…、あらゆる運動能力をランク・アップさせる、あなたに必要な“極意”は、ここにあります!



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●序章 弓道と究極の武術身法
1 すべての武術が求めるもの
2 〝射法八節〟と〝四要訣〟

●第一章 〝居着き〟からの脱却
1 止まっているところはない
2 縦線は一本ではない
3 重力を感じるように「地球に寄りかかる」
4 「中庸」という事
5 丹田踏みと蓮華の位
6 〝居着かない〟ための修練方法
7 〝自然にそうなる〟の大事さ
8 〝自然にそうなる〟を作る修練方法
9 本当に自分は〝居着いていない〟のか?
10 物見は「見る」のではなく「観る」

●第二章 〝無駄を抜く〟という難題
1 手の〝居着き〟
2 体のラインと道具のラインを一致させる
3 〝立つ〟事による流れで〝持つ〟
4 胸は張らずに落とす
5 「腕ヲモッテセズ」:全体を活かしながら構える
6 手の内・取懸けは〝中指ライン〟を利かせる
7 刀の手の内
8 〝中〟を使う
9 〝重さ〟を消す法
10 引き絞るとは? ~半捻半弱の考察~
11 〝抜く〟事によって動く
12 〝抜く〟方が強い!?

●第三章 〝体内アンテナ〟を養う
1 〝必要最小限〟を知る能力
2 道具が動きたいように動かす
3 正中線鍛錬法
4 正中線の理論的背景
5 〝軸〟の働き
6 〝構え〟の外形と内実
7 真に使える動きを作る
8 時々行なうと良い事
9 馴れるな危険!

●結章 丸を付ける勇気 〝真の上達〟のために
1 〝偽陽性〟を見逃すな!
2 〝ヒント〟の在りか
3 〝型〟と〝基本〟の落とし穴
4 動作の〝多様性〟
5 〝吐瀉物〟が教えてくれた事 6 〝いきなり〟をすべき時 7 〝丹田開発〟の本気度 8 無意識な〝詭弁〟 9 〝自在性〟を目指して 10 〝正論〟と真の謙虚

著者プロフィール

守屋達一郎(もりや たついちろう)
1981年生まれ、埼玉県出身。精神科医師(精神保健指定医、日本精神神経学会認定専門医、日本スポーツ精神医学会認定メンタルヘルス運動指導士、日本医師会認定健康スポーツ医)。中学時代は剣道部に所属。15歳から弓道を始め、東京慈恵会医科大学弓道部を経て、現在は同部コーチ。大学時代に有志と武道研究グループ『啓進会』を発足し、現主宰。日々診療のかたわら、多彩な感覚を駆使し既存の方法にとらわれない手法にて、居着かない真の弓術を目指している。

啓進会(けいしんかい)
東京慈恵会医科大学弓道部OBの有志を中心とした、医療従事者による武道研究グループ。新旧の武道・芸道などの検証を基礎に、潜在する「感覚」を練磨し、主体的に心身の機能性・柔軟性を向上させていくことがテーマ。独自の鍛錬方法を通して多角的に弓術を再考・実践し、活きた真の術を追求している。平成17年発足。主宰:守屋達一郎 顧問:高橋景樹 参与:増田隆洋

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