- 定価
- 5,500円 (税込)
- 指導監修
- 臼井真琴
- 収録時間
- 81分
- 発売日
- 2016年4月27日
[目次]
何故、歩き続けるだけなのか?
一見武術に見えない、単純な動きが秘めた超実戦性!
太極拳、形意拳と共に代表的な内家拳として世に知られる八卦掌。この実戦性を臼井真琴師範が、全二巻で丁寧に解説・指導。一見、舞踏に見える動きに、精妙な戦闘技術が含まれるといわれながら、その実際を学ぶ機会が少なかった神秘の拳法の対人技法を、臼井師範の独自の追究、研鑽により、具体的に理解、習得出来る! 第一巻では、八卦掌を特徴付ける擺歩・扣歩(足形)、穿掌(手形)を理解した後、基本練法で体と動き、対人技術を練り上げていきます。
■歩法…内と外の特徴的足形、崩しと腿法
○歩法の単練(擺歩/扣歩の歩法 横移動 四角歩法 三角歩法
平行歩法 大擺歩 走圏/ 泥歩)
○崩しとしての用法(脛を使った崩し 相手の前後の足に連続して崩しを掛ける 密着時、大腿部を使って崩す)
○腿法としての用法(爪先で脛や腹部を蹴る 擺歩・扣歩の腿法3種 脛蹴り→爪先・腹部蹴り 足払い→回り込み→膝裏蹴り 爪先の回し蹴り)
■穿掌…実戦的な八卦掌の手形と用法
○穿掌の単錬(直穿〈平穿、仰掌穿〉/定歩 活歩〈直線上、8の字〉)
○穿掌の対練(直線 斜め 横 仰掌穿〈背面移動〉 穿掌連打)
■転掌八式…実戦の基礎を作る基本練法
開門式の解説(用法例3種) 収式の解説(用法例2種)
○三つの練法(基本 同一方向で全姿勢を行う 方向転換毎に姿勢を変えて行う)
○用法解説(下沈掌 托天掌7種 抱月掌3種 托槍掌5種 指天画地掌 下腋掌 陰陽掌4種 推磨掌6種)
著者プロフィール
指導/監修◎臼井真琴(全日本中国拳法連盟師範)
1960年東京生まれ。全日本中国拳法連盟・故佐藤金兵衛師範の下、太極拳、形意拳、八卦掌、金鷹拳、柳生心眼流兵術、大和道など様々な武術を学ぶ。1980年より武術大家・沙国政老師に師事し、通背拳、八卦掌を学ぶ。以来、多くの八卦掌名師と知遇を得て、研究、研鑽を重ね独自の八卦掌を編成する。
指導協力◎草野遥介 鮫島大