月刊秘伝2025年4月号
■特集 “一撃粉砕”を実現する、鋼の拳足獲得への想い
人体の武器化とその必然
試割る鍛錬
◎第1章 岡崎寛人 (極真館)
「試し割り」の中に空手の原点を見る!
◎第2章 空手道尚武会
“試割りの達人”藤本貞治が示した鍛錬の精華
◎第3章 朴禎賢 (テコンドー・ファラン朴武館)
テコンドー 技の威力への矜持
◎第4章 上地流空手道振興会修武館
「試割り」は攻撃のみならず 上地流空手“キタエの矜持”
……
伝統の京都大会 第二巻 伝統の居合
京都大会とは戦前、日本武道会の一大勢力、組織であった大日本武徳会(戦後GHQ命令で解散)の全国大会の流れを汲む由緒と権威のある大会である。
戦前は柔道関係者も数多く出場していたが、現在は剣道系と古流(これもほとんど剣術系)のみの出場となっている。しかし内容は極めてレベルが高く、特に居合は全国から選りすぐりの剣士が出場、また杖道、薙刀、そして古流武術も見応え十分な技術レベルを誇る。
第39回大会は5月3日から6日まで開催されたが、その大会第一日目の精華を収録、抜粋したものがこのビデオ「伝統の京都大会古流武術+居合全2巻」である。
居合、杖術、古流武術ファンにとっては技量アップの手本として、或いは資料ビデオとしても役立つ貴重なドキュメントビデオ。
主な内容
代表的な居合の諸流派の形を紹介。登場する流派は伯耆流、夢想神伝流、夢想神伝重信流、夢想神伝長谷川英信流、無双直伝英信流、無外流、田宮流、英信流ほか。流派毎に異なる理合、刀技が自ずと理解できる迫真の演武を活写。