●訳者解説(截拳道練習館Tiny Dragon主宰 松岡ユタカ)
序文 1 シャノン・リー・キースラー
序文 2 テッド・ウォン
●INTRODUCTION 序章
ジークンドーの核心
ビギナーにとって
●CHAPTER 1 ストレート・パンチの概略
●CHAPTER 2 ストレート・リードの進化
怒れる若者達
●CHAPTER 3 スタンス
スタンス:オンガード・ポジションの組み立て
上半身:猫、コブラ、そして電光石火のごとく
リア・ハンド
フロント・ハンド
体幹部の回転
MAXなリラックスを
ボディ・フィール
自らで知る
●CHAPTER 4 ストレート・リードのメカニクス
ステップ1:常に手が足より先
ステップ2:プッシュ・オフ
ステップ3:ヒップ・ローテーション(腰部の回転)と肩の伸張
ステップ4:ついに到着! インパクト時のストレート・リード
ステップ5:前足の着地
ステップ6:手をコンタクトさせて引き戻す
ストレート・リードへのこだわり
●CHAPTER 5 フットワーク
単なる間合い稼ぎではない
戦いの間合い
左足が間合いを決定する
フットワークの種類
上級のフットワーク
その他のバリエーション
フットワークの補助的トレーニング
本物の代用はない
正確さ
●CHAPTER 6 なぜストレート・リードか?
より速い
バランスを乱さない
ノンテレグラフィック
正確性
命中頻度に優れる
手を傷めにくい
より安全、より確実、より簡単
パワー・イン・ザ・パンチ
●CHAPTER 7 ストレート・リードの応用
スパーリング
ストレート・リードはジークンドーの核である
格闘技の本質とは正しい時に動く技術である
タイミング
距離
5つの攻撃方法
速く打つ、強く打つ、何度も打つ
単純さの逆説
●CHAPTER 8 スピード
知覚速度(パーセプチュアル・スピード)
心理的速度(メンタル・スピード)
始動速度(イニシエイション・スピード)
遂行速度(パフォーマンス・スピード)
変化速度(オルタレーション・スピード)
●CHAPTER 9 ストレート・リードのバリエーション
コークスクリュー・フック
バックフィスト
ショベル・フック
ドロップ・シフト
手の位置
●CHAPTER 10 ジュンファン・ジークンドーとは カリ、エスクリマ、その他27の武術との関係
詠春拳ではない
西洋的な構造
フット・ワーク
ボクシングではない
映像における証拠
●CHAPTER 11 原典に向かう
ブルースの動きを見よ
ウォリアーズ・ジャーニー
燃えよドラゴン
ドラゴンへの道
その他の題材
適切な指導
●PARTING SHOTS 終章
ルーツに戻って
XとY
”形式が無いこと”VS”無の形式であること”
”ジュン・ファン・ジークンドー”と”ジークンドー”
肉体的な世界
●APPENDIX 付録:テッド・ウォン師父へのインタビュー
著者プロフィール
Teri Tom(テリー・トム)
ボディ・コンポジションと格闘技を対象としたスポーツ栄養学を専門とした米国公認栄養士。
クライアントには、パウンド・フォー・パウンド(体重等のランク分けを無視した仮想の王者決定ランキング)の№1ボクサーのマニー・パッキャオ、UFCチャンピオンであるアンドレイ・アルロフスキー、そしてオリンピックメダリストにしてWBA世界ライト級チャンピオンであるアミール・カーンなどがいる。
UCLA(カルフォルニア大学ロサンゼルス校)からコミュニケーションスタディの学位(BA)により、Summa Cum Laude(成績最優秀で卒業した者に与えられる言葉)を授かり、Phi Beta kappa(優等学生友愛会)に入る。また、カルフォルニア州立大学において栄養科学の学位を授かっている。また、Cedars Sinai メディカルセンターにおいて、臨床を経験し、ライセンス取得を全うした。また、ナショナル・アカデミー・オブ・スポーツ・メディシンからパーソナルトレーニングの資格を得ている。
ブルース・リーのアートであるジュン・ファン・ジークンドーの最後期に、世界で最も精通している教師であるテッド・ウォン師父の元で、1000時間を超えるプライベート・レッスンをこなした。ブルース・リー・ファウンデーションの役員(訳注:2010年7月現在、ファウンデーションの役員を辞退)。ブラック・ベルト・マガジンにコラムを連載していた。
著書は以下。
『The Straight Lead : The Core of Bruce Lee’s Jun Fan Jeet Kune Do』
『Jeet Kune Do : The Arsenal of Self Expression』
『Martial Arts Nutrition Precision Guide to Fuelling Your Fighting Edge』
截拳道練習館 タイニードラゴン監修/訳