日本弓道界の偉人・吉田能安の遺せし士魂の弓道
弓道は一尺二寸の紙の的に当てることを目的としているのではない。より速い矢を出し、鉄をも射貫き、無限に飛んでいく射を求めているのである。そしてれは人格の涵養を目指す「弓道禅」にもかなう道でもある。正法流は古を学び、今日に生かそうとしている。それはスポーツとしての弓道ではなく、武道としての弓道なのである。
主な内容
第一章 射義体配 第二章 射法八節 第三章 手の裏 第四章 息合い 第五章 評価の観点 第六章 礼射 第七章 遺稿集 第八章 吉田能安年譜
■特集 “一撃粉砕”を実現する、鋼の拳足獲得への想い 人体の武器化とその必然 試割る鍛錬 ◎第1章 岡崎寛人 (極真館) 「試し割り」の中に空手の原点を見る! ◎第2章 空手道尚武会 “試割りの達人”藤本貞治が示した鍛錬の精華 ◎第3章 朴禎賢 (テコンドー・ファラン朴武館) テコンドー 技の威力への矜持 ◎第4章 上地流空手道振興会修武館 「試割り」は攻撃のみならず 上地流空手“キタエの矜持” ……
2025年3月14日 発売