保江邦夫師範　合気を掴む！　第1巻　基本編

注目の合気武術家待望の新刊！
「汝の敵を愛せよ」–。
弱者が強者を制するコツを学ぶ!!

収録内容

1. 合気起こし：合気の発見—マザーテレサ効果
「相手のことを本当に大切に思ってください。そうすれば相手の筋肉は自然に反応し動いてくれます」

2. 内手捕り合気技：手を触れる合気−支える力の効果
「長年の友達に会え”ああ嬉しい”という気持ちで握手のように両手で掴んでみて下さい」

3. 諸手捕り合気技：自他融合の合気−溶け込む力の効果
「二本で持たれたからといって動じることはありません。相手を愛すればどのようにもなります」

4. 胸捕り合気技：全身全霊の合気−伝える力の効果
「掴んできた腕も愛してください。腕フェチになり”新しいコレクションが増えてラッキー”という感じに」

5. 片手捕り合気技：自由意志の合気−拡がる力の効果
「武道の極意は”子供のような心”になること。自由で動ける状態を体で喜び、それをぶつけて下さい」

6. 首絞め合気技：人間原点の合気−包み込む力の効果
「投げ飛ばすのではなく我が子である赤ん坊をお風呂に入れるように最後まで優しくやって下さい」

著者プロフィール

保江邦夫

理学博士。確率変分学の開拓者。東北大学で天文学、京都大学・名古屋大学で理論物理学・数理物理学を学ぶ。82年、武の神人と謳われた佐川幸義宗範に入門。その直伝を心の糧とし、独自の視点で大東流合気柔術の真理探究と実践に尽力している。

【冠光寺流柔術】
カトリック修道師に伝えられていた活人術・冠光寺眞法に基づく護身柔術。そのためロシア正教に伝わった同様の技法を基本とするロシア武術システマとの類似点もある。最も大きな特徴は「汝の敵を愛せよ」という教えを柔術技法に活かし合気に似た効果を生み出すことである。