月刊秘伝2025年4月号
■特集 “一撃粉砕”を実現する、鋼の拳足獲得への想い
人体の武器化とその必然
試割る鍛錬
◎第1章 岡崎寛人 (極真館)
「試し割り」の中に空手の原点を見る!
◎第2章 空手道尚武会
“試割りの達人”藤本貞治が示した鍛錬の精華
◎第3章 朴禎賢 (テコンドー・ファラン朴武館)
テコンドー 技の威力への矜持
◎第4章 上地流空手道振興会修武館
「試割り」は攻撃のみならず 上地流空手“キタエの矜持”
……
日本武道館監修、日本古武道協会後援古武術の技法研究・資料として最適!!
演武者:高橋京三
収録時間:30分
諸賞流の起源は古く平安時代の坂東武者の誉れ高い坂上田村麻呂が清水観世音に祈願して、夢想の中に和(やわら)を開基したのが始めであると伝承されている。流派名も元の名を夢想観世流と称した。現在の名になった謂れは源頼朝の開いた鎌倉幕府で、朝廷の勅使を饗応するために各地の強者を集め、角力会を催した時に、小兵であったが夢想観世流二十七代毛利宇平太国友がたいへんに強く頼朝や諸将が大いに感嘆した。以来、諸賞流を名乗る。諸賞流和はめつぶし、肘当、前蹴り、手刀、三味線がせを主体として技ができている。ほごれ、一般に返技という。裏の形は荷鞍という防具をつけて行う。
収録内容
棒 無辺流
五法・花車・浪塩・猟穴 裏・水車
半棒 無辺流
右詰・左詰・猟穴・浦風・浪分・下段
別伝組討
鬼神詰・下段・上段・裏の形・前脇差・岩石落・十文字
長刀 無辺流
後詰・五法・猟穴・笠の下・前詰
早縄 (大殺)
小具足・調子・踏落・後返・一文字・取手
●古武道シリーズ
日本の伝統武術である古武道は日本人が育んできた文化の結晶である。このビデオシリーズは本来、貴重な文化遺産である古武道の技術を保存するための資料として撮影された日本武道館監修、日本古武道協会後援の作品である。日本国内に現存する古武道の主な流派を収録。撮影された内容の中には現在ではその姿を見ることの出来ない先代、先々代の宗家が演武された貴重な映像も含まれている。内容の中心は個々の流派の代表的な型とその流派独自の技の数々。古武道研究者のみならずマニア垂涎の全80タイトルを紹介する。
●制作・著作:財団法人 日本武道館
●発売元:(株)エルコム
●販売:(株)BABジャパン