月刊秘伝2024年12月号
■特集 力を0化する!!
武術が到達した“柔の極致”
化勁
序章『化勁とは何か』
第1章『化勁の実戦用法』 宮平保(天行健中国武術館)
第2章『合気と化勁を繋ぐ術技』 高瀬道雄×臼井真琴×有満庄司
第3章『推手で磨く化勁の理』 日本武術太極拳連盟
第4章『化勁を錬る一人稽古』 遠藤靖彦(太我会)
■巻頭グラビア
中達也「形稽古の極意指南!」
佐久間錦二「新始動! 佐川合気実験室」
ベンジャミン ……
中華導引養生功 第2巻 四十九式経絡動功
中華導引養生功は、北京体育学院の張広徳教授が古代の導引術を土台にしながら、病気の予防治療、及び体質改善を主な目的として編成された自我医療保健功です。その功法は医学的、科学的理論体系に基づき、優美かつ簡潔で、経験の無い方でもすぐ始めることができます。この17年来、導引養生功は広く臨床と社会実践に応用され、癌患者を含む何万人もの方に健康をもたらしました。統計によると、導引養生功の総有効率は90%に及び、顕著な効果者は80%にも達します。このため導引養生功は、国内外の医学界、生理学界、体育界からも認められており、皆さんに自信を持ってお薦めする養生功です。
収録内容
★四十九式経絡動功
四十九式経絡動功は肺癌、腸癌、胃癌、など人体各系統の慢性病を予防治療する経絡導引動功です。癌の悪化を食い止め完治した例もあり、薬による治療と合わせると一層効果を高めることができます。この功法は意識を集中し、意念内気を導引することに特色があり、精神を安静にして大きな気感を得ることができます。他の各系統の病気を治療する総有効率は92.8%に達しました。
張広徳老師
1932年河北省東山に生まれる。55年北京体育学院武術課に入学、中国初の武術研究生となり、講師として武術の指導に当たる。文革中、ストレスにより”五臓六腑”の全てを病み、肺癌と診断されるが、家伝の気功法を練功する事で回復。その後、家伝の気功、養生法、太極拳、中医学の理論を基準にして「導引養生功」を編成した。現在、北京体育学院導引養生功研究室副教授。