CONTENTS
第1章 なぜ太極拳を学ぶのか
▼太極拳の第一印象
▼著者は一体何者?
▼なぜ太極拳を学ぶのか
健康/パワー/サバイバル・センシティビティとは/快楽
第2章 太極拳エネルギーとは
▼論理
純粋な論理?/実際に大切なもの
▼プラクティス
非物質のエネルギーレベル/ARCプロセスについて
▼リラックス
第一の教え/構造マニア
▼欠けていた重要な基本要素
▼24金の太極拳エネルギーを作り出すARC
蓄積(Accumulate)/跳ね返り(Rebound)/キャッチ(Catch)
▼ARCトレーニングにおける七つのステージ
▼FAB(完全に活性化された身体)
第3章 套路
▼ポーズ
セルフチェック/カミソリの刃 /立ち姿勢
▼誤った考え方
誤った考え方「舞台演技」 ── 舞台役者にご祝儀を?
誤った考え方「身体構造論」 ── 心得てはいるが、表現に問題あり!
誤った考え方「健康体操論 」 ── 無理をしないで!
▼ARCの促進剤
足(大地)/身体(人)/頭(天国)
▼動き
原則/静かな横揺れ/猫のステップ/回転とキック/三日月キック
▼エネルギーの四つの側面
STATE–1(静かにモザイク上に凝縮された透明なエネルギーのタイプ1)
SURGE–1(一連の大きなエネルギーのうねりのタイプ1)
キーチェーンを使ったチェック
SURGE–2(一連の大きなエネルギーのうねりのタイプ2)
STATE–2(静かにモザイク上に凝縮された透明なエネルギーのタイプ2)
▼呼吸
基本のプラクティス
第4章 推手
▼考え方
崩し/即興推手
▼緊張
緊張の類型論/誘発の効果
▼SHELL(振動数の高いエネルギーの薄いレイヤー)インタラクション
テーラーのタッチ/SPIKE(突然の衝撃的瞬時反発エネルギー)/ミクロ発勁「
陰透勁」
マクロ発勁「陰合勁」
▼エネルギー活用の五つの基本方法
火モード「逆戻り」/水モード「受け流し」/地モード「不動」/空気モード「空気
圧」
金属モード「混合」/勁防御エネルギー/SHELLをもう一度
トラブルシュート
防衛SHELL ── SLIDE (SHELLの滑らかな内部防衛エネルギー)
防衛SHELL ── SLURP(SHELL払い取り術)
第5章 格闘術としての太極拳
▼知識(自己防衛)
▼フィーリング(自己防衛)
▼アクション(自己防衛)
▼超越(自己防衛)
付録
▼もう内部エネルギーは体験済みか ── 孫禄堂の証言
▼佐川幸義先生の教えと太極拳の注釈
▼エネルギーの流れ道 ── 李亦畲の太極拳論
著者プロフィール
スコット・メレディス Scott Meredith
1958年米国生まれ。武術歴は40 年以上(ボクシング、長拳、八極拳、居合道、シス
テマ、太気拳、太極拳(陳家、楊家等)、形意拳など多数)。鄭子太極拳の創始者、
鄭曼青の高弟より鄭子太極拳を学ぶ。マサチューセッツ工科大学博士号取得。研究員
としてIBM、アップル社、マイクロソフト社に25 年勤務。著書に『Let EveryBreath:
Secrets of the Russian Breath Masters(ウラジーミル・ワシーリエフと共著)』
など。