東アジア武術国際会議2017
「東アジア武術/武道の未来─武術性と応用性の探求─
2017年9月10日(日)、東アジア武術・武道研究フォーラムの主催による下記のような武道・武術イベントが早稲田大学東伏見キャンパス(〒202-0021 東京都西東京市東伏見3丁目4−1 TEL.042-451-1011 最寄り駅:西武新宿線「東伏見」)にて開催される(共催:早稲田大学スポーツ科学学術院)。入場は無料(資料入用の方には資料代1000円で頒布)。開始AM9:15~。
プログラムは以下の通り。
講演を主体とする一方、参加者の多くは実際に武道・武術の現場に立つ実践者であり、特に武道・武術の実用性に焦点が当てられた考察は、研究者のみならず武道・武術の修行者たちにも今後の指針を考える意味で非常に意義深いものとなるだろう。また、会の途中では武道・武術の演武会も予定されている。
午前・午後に分かれた2回のシンポジウムに加え、識者によるパネルディスカッションで多角的に武道・武術の世界を捉える、新しい形の武道イベント。
あなたにとっての「武」を深める知的探求の場へ、是非、足を運んでみてほしい。
詳しくは、東アジア武術・武道研究フォーラム(https://sites.google.com/site/dongajiawushuwudaoforamu/)、あるいは実行委員会事務局(ryutak77@gmail.com 工藤龍太)へアクセス。
開会式(9:15~)
・基調講演:志々田文明「なぜ武術性を問うのか? 武術・武道研究の根本問題」
・シンポジウム1:日本武術・武道における武術性の問題
基調講演:大保木輝雄「問題提起:武術の実用性とその応用」
加藤純一「日本の剣術・剣道における形技法と競技技法の実用性について」
中嶋哲也「柔術・柔道史における武術性の問題」
佐藤忠之「鍔迫り合いに見る剣術と柔術の接点」
・演武会(東アジアの武術の魅力:中国武術、日本剣術、日本柔術、剣道)
・招待講演:ローマン・M.カリーナ教授(アーカイブズ・オブ・武道 編集長)
・シンポジウム2:中国武術における武術性の問題(13:20~)
基調講演:池本淳一「誰の、何のための武術か?」
荘嘉仁「散打競技の歴史:戦前」
鄭旭旭「散打競技の歴史:戦後」
朴周鳳「韓国の武術における武術性の問題」
・招待講演:デンコー・レグリ(マサリク大学教授)
・パネルディスカッション:現代社会における武術のフロンティア 継承と維新の弁証法
横地浩紀・池本淳一「武道具マーケットの縮小とそのグローバルな再生プラン」
高無宝良「ニューメディア・セミナー文化と武術」
池本淳一「武術と観光・地域」
※コメンテーターからの質問