月刊秘伝2025年4月号
■特集 “一撃粉砕”を実現する、鋼の拳足獲得への想い
人体の武器化とその必然
試割る鍛錬
◎第1章 岡崎寛人 (極真館)
「試し割り」の中に空手の原点を見る!
◎第2章 空手道尚武会
“試割りの達人”藤本貞治が示した鍛錬の精華
◎第3章 朴禎賢 (テコンドー・ファラン朴武館)
テコンドー 技の威力への矜持
◎第4章 上地流空手道振興会修武館
「試割り」は攻撃のみならず 上地流空手“キタエの矜持”
……
第一章 ”本当”の忍者
第二章 忍者の演出と”くノ一”
第三章 忍者の情報収集術
第四章 忍術の学び方
第五章 忍者には、見えている
川上仁一(かわかみ じんいち)
1949年、福井県生まれ。
甲賀忍之伝を受け継ぐ、甲賀流伴党第21代宗師家。6歳から先代 石田正蔵より忍術を学び、如水流神道軍伝、出雲神流平法など多くの流派も体得。会社勤務時より神道軍伝研修所を開き、忍術に関する文献の探究調査、研究活動を行なう。伊賀流忍者博物館名誉館長。2011年12月から三重大学特任教授(社会連携)。
多田容子(ただ ようこ)
作家。1999年、剣豪小説『双眼』(講談社)でデビュー。著作に『女剣士・一子相伝の影』『柳生双剣士』(講談社)、『甘水岩 修羅の忍び・伊真』『おばちゃんくノ一小笑組』(PHP研究所)、『柳生平定記』『諸刃の燕』(集英社)等。小説の他『一発逆転の武術に学ぶ会話術』(BABジャパン)、『自分を生かす古武術の心得』(集英社新書)、『新陰流 サムライ仕事術』(マガジンハウス)、『武術の創造力』(甲野善紀共著 PHP研究所)、『不滅の侍伝説「子連れ狼」』(小池一夫共著 体育とスポーツ出版社)等。
居合道三段。柳生新陰流兵法・小転中伝。手裏剣術も学んだ。
古武術の理から得た発想を現代に活かす「古武術活用研究家」としても活躍。