●序章 武術と医術の極意を目指す
本物を求める「内なる声」/達人たちとの邂逅
太田光信先生と尤氏長寿養生功/師父と師母
●第1章 触れずにコントロールする空勁
武は絶対平和である/武術と医学の接点/武の芸術性
願望と行動 /動のエネルギーと静のエネルギーで心身革命
緊張とリラックス /相反するエネルギーが生むスーパーテクニック
変性意識と氣/瞑想と運動
●第2章 「躍動」─尤氏長寿養生功の修練法
氣功で養う筋肉 /基礎訓練こそ極意/ワザより身体
観て、聴いて、訓練する生涯修行/筋肉を鍛える意味
体幹/化勁と聴勁 /上虚下実という境地/新しい站樁功
正中線と不動心 /自重運動/龍の型と虎の型/小能く大を制す
●第3章 「静寂」─尤氏長寿養生功の瞑想法
自然呼吸と瞑想/瞑想とエネルギー/瞑想の法則と変性意識状態
トラウマ修復とゾーン体験/密教の瞑想としての站樁功
最初の站樁功 /丹田に氣を降ろす座禅
●第4章 「武医一如」の氣功法
武術は健康長寿の道/武術氣功から医療氣功へ/衆敵空勁
氣の補と瀉/正食とは/正体と正想/脳神経と運動神経
まずは身体の浄化/武術と瞑想で「自分」と出会う
悲しみ、恨み、憎しみに愛を/無常を知り、未来へ
●終章 医療氣功が病の身体を癒やす
人は肉体とエネルギー体を同時に持って生きている
自分の両手で氣を感じてみる
視覚で氣を感じてみる(オーラの見方)
共感覚で氣を捉えて操作する
氣―筋力反射テスト(バイ・ディジタル O―リングテスト)
誰もが持っている無限の自然治癒力
医療氣功の威力……癌や難病が完治・改善した実例
【症例1:大腸癌が再発した50代女性の場合】
【症例2:関節リウマチとバセドウ病に悩む50代女性の場合】
著者プロフィール
監修者 ◎ 太田光信 おおた みつのぶ
1970年代に渡米、拳法指導者、鍼灸師として活動。1980年代に尤氏氣功法の欧陽敏に正式入門し20年修行。数々のテレビ番組で氣功法の可能性を紹介して注目を集める。2015年に帰国し、後進の育成に尽力。元少林寺拳法本部指導教官・国際部部長・五段拳士。DVDに『神意拳 氣・勁の獲得』『力を超えた武術 神意拳』(BABジャパン)など。
著者 ◎ 水足一博 みずたり かずひろ
東京都豊島区・目白醫院院長。佐賀医科大学医学部卒業。氣功や漢方薬をはじめとする東洋医学の手法を取り入れた独自の統合医療により、西洋医学から見放された多くの患者を救済すべく診療に取り組む。著書に『体内革命!自力でがんを消す方法』(幻冬舎)、『がんにならない体をつくる32の生活習慣』(サンライズパブリッシング)など。