●Chapter1 今より、未来を先取りしよう。
プランCでいこう。/弱いのに勝てる方法を探そう。
計画しよう。/準備しよう。/想定しよう。
●Chapter2 「意重身」─ 重心も身体も意識で操ろう。
心から動こう。/手と頭を使おう。/目で見て、指さそう。
大切(大事)にしよう。/愛したものが人生になる。
●Chapter3 忘我 ─ 自分を捨てて、相手になろう。
相手を感じよう。/相手になろう。/相手のサービスマンになる。
相手の欲望に上乗せする。/弱者は自分の話をする。
●Chapter4 猫背 ─ カービーでいこう。
「気をつけ」は緊張姿勢。/原始人のススメ「ダラッと」は脱力姿勢。
背筋で頑張らない。腹筋で頑張る。屈筋優位姿勢。
肚、腰、首の「据える、入れる」は骨を倒せばよい。
ごめんなさいではなく、ありがとうの生き方。
●Chapter5 ガンプラ立ち ─ 軸を捨てて箱状に立てばいい。
法隆寺五重塔は、柱で支えていない。
体軸はいらない。プラモデルのように立てばいい。
竹のようなしなやかさ。中身を空っぽにするアティチュード。
原始人脱力から超人脱力へ。/背骨で立つのを捨てよう。
●Chapter6 自然と自然体 ─ 達人はオフセットと球になること。
植物 ─ 自然はズレて積み重ねている。/自転車も車もオフセットバランス。
中心をさける背骨のアライメント。犬は斜めに歩く。
骨盤と肋骨と頭を脊柱から外す。/もっと背骨を曲げよう。
●Chapter7 鏡 ─ 武はスパイ。自分を捨てて、潜在的な相手となること。
武術は、戦国時代のサバイバル技術。/スパイは潜る、脱出する。
スパイは相手に寄り添う存在を演じる。/個人を捨てるところに向かうのが達人。
入身とは相手とセックスできる心の距離に入ること。
●Chapter8 アウェイ理論 ─ 自陣を捨てる「歩」になろう。
将棋の魅力は成金にある。/掻き回して侵入する。ジリジリと潜入する。
よそ者が鍵を開けるのは簡単ではない。
我々は、ここから飛び出すために生まれてきた。
成長とは、経験とはアウェイ。現場はアウェイのほうが多い。
●Chapter9 外側理論 ─ 自陣を持たないスタイル。
寅さんの魅力は、帰るところがないところ。
イーサンもボンドもルパンも、暮らす家はない。
中心がなければ、フットワークは軽い。/外側があるから、中心は生まれた。
物も事も表面(上っ面)で動く。
●Chapter10 インテリジェンス ─ 躍動性や大きさより、静けさを求めよう。
武術とはテクニックだけではない。/武術にはフォースが大切である。
見えない力を信用しないとできない技がある。/地球を踏むことからはじまる。
達人はアクティブではない。
●Chapter11 後天的才能 ─ 成功とは怪しく胡散臭い。
具体性がないのも武術。/世界観が違うのが武術。
感動とは、外界の視点を生きること。/極意とは、才能を否定すること。
ざっくりと考える。
●Chapter12 バイアス ─ 綱引きの力。
土・水・火・風・空。/宮本武蔵の奥義「空」について。/ゼロ概念を持つ。
バイアスさえあれば動ける。/「割る」離すバイアス。