●第1部 実戦譚から知る”負けない”術 (西村政志)
第1章 何が必要か?
1 何もしていないのに勝てた!?
2 柔道VS剣道 中学での異種格闘戦
3 16歳、日本刀と対峙す
4 日本刀対策
5 2度目の日本刀襲撃事件
6 大柄なヤクザを相手にすてごろ勝負
7 極意その1 ”構えない”
8 極意その2 ”相手に反応させないフェイント”
第2章 覚悟
1 プロのキックボクサーを目指す
2 綜合警備保障へ転職。そこで体験した恐怖の出来事
3 半グレ相手の揉め事を解決した話
4 ちょっと笑えるトラブル
5 興和警備保障の四代目の社長になる
6 ”選挙ゴロ”事件
7 ヤクザの車の襲撃事件
8 200人相手と対峙したD建設事件
9 人を守る、命を守るという大義名分があった上での戦いは必要
10 喧嘩で怯む事はあった。しかし、逃げたら生涯の後悔になる!
11 引くに引けない時でも立ち向かう! 人生に逃げ癖はつけたくない
第3章 読みと想定
1 土地がらみの問題でヤクザと一触即発
2 お巡りさん事件
3 機先を制して決着をつけた2つの事件
4 殴った相手はここまで吹っ飛ぶものかを体感した”3メートル”事件
5 ストーカー事件
6 予知・予測と観察眼
7 喧嘩の鉄則その1 相手を読む事、不安感を瞬時に切り替える事
8 喧嘩の鉄則その2 自分の間合いで闘う事、周囲の状況判断をする事
9 ”想定外”をなくしていく
●第2部 ”実戦”を見やる武道理法 (小沢 隆)
第4章 武道は何を作るものなのか
1 私を”生かしてくれているもの”
2 ”よい姿勢”の本質
3 ”実戦”のパンチ
4 護身と格闘技
第5章 実戦に通用する心身鍛錬
1 人間強化の核心は呼吸法にあり
2 ストレスの緩和
3 護身に必要なものは、自分の内部環境への認知を深める事
4 ”日常”のトレーニング
5 寝る、座る、立つ状態での呼吸法と高覚醒、低覚醒を見極める
6 護身と幸福感
7 相手に反応させないための意識と行動
8 護身でマインドフルネスを
9 洞察能力が身を守る
●第3部 対談 実戦で本当に必要なもの (西村政志×小沢 隆)
1 実戦は”無構え”
2 実戦で使える技術・必要な技術
3 ”先手必勝”か? ”後の先”か?
4 小さな動き、大きな威力
著者プロフィール
西村政志(にしむら まさし)
1948年生まれ。愛媛県松山市出身。学生時代、柔道や伝統空手を学ぶ。
19歳で上京し、綜合警備保障(現ALSOK)に入社。勤務の傍ら目黒ジム(現藤本ジム)でキックボクシングを学びプロ選手としてバンタム級日本3位に。
綜合警備保障を退社後、フリーを経て31歳の時、興和警備保障株式会社の設立スタッフとなる。
1992年より同社四代目社長に就任。
小沢隆(おざわ たかし)
1963年生まれ。1999年に空手道禅道会を発足。日本最大の総合格闘技団体に拡大させ、幾多の名選手を育て上げる。
引きこもり、家庭内暴力児などの自立支援施設「ディヤーナ国際学園」を開設し、武道と心理カウンセリングを融合させた教育スタイルは内外から高い評価を受けている。
著書『バーリトゥードKARATE』『武道の心理学入門』(BABジャパン)
『ヨガ×武道 究極のメンタルをつくる!』(辻良史共著)(BABジャパン)