月刊秘伝2025年4月号
■特集 “一撃粉砕”を実現する、鋼の拳足獲得への想い
人体の武器化とその必然
試割る鍛錬
◎第1章 岡崎寛人 (極真館)
「試し割り」の中に空手の原点を見る!
◎第2章 空手道尚武会
“試割りの達人”藤本貞治が示した鍛錬の精華
◎第3章 朴禎賢 (テコンドー・ファラン朴武館)
テコンドー 技の威力への矜持
◎第4章 上地流空手道振興会修武館
「試割り」は攻撃のみならず 上地流空手“キタエの矜持”
……
“サムライ”とは、世界に通用する数少ない日本語。
“サムライ”とは日本古来の身体性であり、精神性。
そして”サムライ”とは、今、あなたの中に流れている”血”の名前だ!
単身、カンボジアに渡り、国内初の日本武道場を設立した、練気武颯拳 武颯塾代表・茂呂隆師範。カンボジアで出会った、満たされぬ彼らが求めたものは金銭でも食料でもなく、生きるための「武士道」だったのです。一武道家、一日本人がなし得た事は何だったのか? そして、日本人が日本人として誇りを持って生きる原動力としての血=“サムライ”とは、一体何なのか? 身体論、日常生活、介護、国際貢献…。さまざまな切り口から“サムライ”を解き明かすエッセイ。21世紀を生きるあらゆる日本人、必読の一冊です。
主な内容
序章 カンボジアに武士道を
第1章 ”サムライ”とは何か?
第2章 介護と”サムライ”
第3章 ”サムライ”と身体
終章 カンボジアから”サムライ”の国へ
茂呂 隆プロフィール
1962年東京都生まれ。96年に武颯塾開設。05年単身カンボジアに渡り道場設立。無償での指導を開始。現在、100名近い修練生を擁している。著書に「脱力が解くー合気・発勁・化勁の極意」(BABジャパン刊)「流体の発想×脱力の術技」(BABジャパン刊)、「海の向こうで武士道」(文芸社)など