月刊秘伝2025年4月号
■特集 “一撃粉砕”を実現する、鋼の拳足獲得への想い
人体の武器化とその必然
試割る鍛錬
◎第1章 岡崎寛人 (極真館)
「試し割り」の中に空手の原点を見る!
◎第2章 空手道尚武会
“試割りの達人”藤本貞治が示した鍛錬の精華
◎第3章 朴禎賢 (テコンドー・ファラン朴武館)
テコンドー 技の威力への矜持
◎第4章 上地流空手道振興会修武館
「試割り」は攻撃のみならず 上地流空手“キタエの矜持”
……
武道と心理学による深層心理へのアプローチ 武道教育の実際と本当の意味を解説!
人間の性格を形作る「無意識の世界」。そこに隠された心の傷・トラウマ・コンプレックスが、人の心の弱さや反射的な行動を支配する。この無意識による支配からの脱出し、自らを省みる第三の眼を手に入れることこそが、武道や禅の真の姿であり、「己に打ち克つ」ことである! 本書では、多くの具体的事例を紹介しながら、武道を通した青年育成の心理的解釈、上達への道筋を示します。
主な内容
■序章 気付き
■第一章 春
1.無意識の世界 2.自我防衛メカニズム
■第二章 夏
1.直立二足歩行からはじまった進化 2.コンプレックスの意識
3.原因と要因 4.主観的事実と真実
■第三章 秋
1.現代社会の抱える問題点
■第四章 冬
1.「無意注意」と「有意注意」 2.有意注意力とは
3.有意注意力を高める為のポイント
4.有意注意力を高める為の身体性(基本稽古)
5.執着と思考と集中 6.生涯武道の身体性
■第五章 再び春
〜生きるということ〜