秘伝トピックス

『月刊秘伝』2月号が、1月14日（水）発売となります！

今月号は、合気道養神館創始者にして、"不世出の達人"塩田剛三師を大特集。

塩田剛三生誕百年となる2015年、新年一発目の特集として、今なお多くの武道家に語られ、大きな影響を与え続けている、塩田剛三師の"合気"について迫まりました！

「昭和42年10月、養神館館長室での塩田剛三師と堀川幸道師との対話」何とも想像力を掻き立てるエピソードを基に、両師から長く薫陶を受けてきた井上強一師範（合気道日心館）と蒔田修大師範（心技清榮館）の特別対談が実現！　塩田剛三師の"合気の進化"について語り合っていただいたのを皮切りに、大宮司朗師範（大東流玄修会）が塩田剛三師の"合気の根源"を、斎藤豊師範（江東友の会）が臂力の養成を"養神館合気道の基本"として、それぞれ解析。また「競技演武」に特長のある養神館演武大会の考察レポート、塩田師の高弟にして、現在、合気道養神館の中心となって"養神館合気道の継承"に尽力されている竹野髙文師範、安藤毎夫師範、千野進師範のお三方に集結していただき、塩田師の"合気の感触"、"師の技法"について、話を伺いました。
圧倒的な強さを誇る塩田剛三の"合気"──その進化、根源、養成、継承を、お楽しみ下さい！

本号では昨年11月に開催されたシステマ創始者・ミカエル・リャブコ師の来日セミナーも大特集！　セミナー初日のとびっきりのサプライズゲスト（!?）の登場に盛り上がる会場。ロシア国外初公開というシステマの剣術「シャシュカ」の用法とワークの数々が紹介されたセミナーの模様を、北川貴英師（システマ東京代表）にレポートしていただきました。また、セミナーへ参加された異分野・他流派の先生方（中島章夫師（動作術の会）、藤田一照師（曹洞宗僧侶）、藤本靖師（ロルファー）、中井祐樹師（柔術家）、山上亮師（ボディワーカー）、駒井雅和師（韓氏意拳））の感想も紹介しています！　セミナー終了後に行われた合気道家にして整体師の三枝龍生師に「ミカエル師の療術」に迫っていただいた特別対談の模様も必見です。豪華三本立て「特別記事」お見逃しなく！

本号では特別企画として、光輪洞合氣道の創始者、平井稔翁の技法を日々探究し続ける「求道者」成田新十郎師範の達人技法を解明すべく、日野晃師範が〝意識の領域〟を手掛かりとして成田師範に切り込んだ大注目のセッションをご紹介。「静中心セラピー研究会」押切伸一氏の寄稿も併せ、達人合気技法の深奥部を解き明かします！　

本号でも本誌初紹介の魅力的な師範方を次々とご紹介しています。一人目は心水会・中野由哲師範。中野師が説く「胸、股、肘」という三つのポイントから、剣術～空手～中国武術を貫く、武術共通の〝根理〟を紹介する記事は必見です。武種は違えども、"真の合理"は本当に通用するんですね！　二人目は"実戦空手""パワー空手"の代名詞、極真空手全日本ウェイト制重量級２連覇を果たした志田清之師範。志田師は、現在「衰えない力」をテーマとして生涯武道としての空手を独自に探求。今回は師が構築した体系より「自重の活用法」をご紹介いただきました。そして三人目は"青い目の忍者"ハロルド・スチュワート師範。妙風庵道場群馬支部長として、お弟子さんたちから「月影先生」と呼ばれるハロルド師が語る、忍術・武術と秘武器の数々、その技法にびっくり仰天です！

その他、好評を博している「中井祐樹師×北川貴英師のコラボ企画」の後編、貴重な流派の数々が披露され黒田鉄山師範も登場された「埼玉伝統武術演武大会」、タイ国伝統武術「フォンジューン」の伝承者も来日された「タイ・ラーンナー癒し祭」の模様など、好評連載の数々とともに充実の内容でおくる秘伝２月号は1月14日(水)発売。全国の書店、ネット書店、秘伝ウェブショップなどでお求め下さい。