『月刊秘伝』12月号が、11月14日(金)発売となります!
今月号の特集は「柔らかさ」。柔軟性の向上が様々な身体操法の可能性を拡げることに異論はないと思います。とはいえ、そもそも「柔らかさ」とは何なのでしょう? 関節稼働域の広さ? なめらかに動くこと? 私たちが追求すべき「柔らかさ」とは、ひとつではありません。
本特集では「日常生活の柔軟性」(岡田慎一郎氏)、「パフォーマンスの柔軟性」(稲吉優流氏)「武術の柔軟性」(カラリパヤット、相撲、テコンドー、カポエィラ、中国武術)という場面に分けて、ストレッチから"秘伝柔軟術"まで、それぞれの「本当に使える柔らかさ」とその獲得法を紹介します!
本号では、これまた本誌初登場の「韓氏意拳講習会レポート」も紹介! 日本韓氏意拳学会の教練を務める駒井雅和師からお話を伺うとともに、韓氏意拳初級教程の講習を取材させていただきました。革新的な教学システムが養う"真に動ける"身体の獲得は、必見です。
本号より注目の新連載が2本同時スタートします。新連載第一弾は、筑波大学准教授にて空手道糸東流六段・湯川進太郎師範の武道エッセイ「心理学から解く武道と日常構造」。第二弾は、身体論者・藤本靖氏の好評連載「動きのホームポジション」の続編「意識のホームポジション」。心や意識の領域に「秘伝」ならではの切り口から迫る両連載の今後の展開をご期待下さい!
本号は演武会、大会、セミナーレポートも盛沢山!予選と決勝でそれぞれ採点制と的中制という異なる競技方式が採用されている「皇后盃第47回全日本女子弓道選手権大会決勝」の観覧レポート&優勝者インタビュー。2014年日露武道交流年の一環として開催され、まだ見ぬ武術の数々が披露された「ロシア連邦民族・伝統交流演武会」レポート。現在、関西の地で注目の空手家・福井雅一師範が「沖縄古伝空手の現代翻訳に挑戦するセミナーレポート」など、武道・武術の"現場"をお届けします。
その他、春風館、赤羽根龍夫・赤羽根大介師範が「柳生新陰流"当てさせずして、当てる"勝利の方程式」を解説、システマ東京・北川貴英師範寄稿の「システママスター・ヴァレンティン・タラノフ特別インタビュー」、ガンと闘いながら中国武術を指導する川江礼子師範から「あくなき鍛錬への思い」をお聞きした模様など、内容充実の一冊です!ここでは紹介しきれない記事も盛りだくさん。好評中の連載と合わせてお楽しみ下さい。
「月刊秘伝」12月号は11月14日(金)、全国の書店、ネット書店、秘伝ウェブショップなどでお求め下さい。