昨今では、YouTubeでの活躍をきっかけに、その名を知った読者も多いだろう。理論物理学者・保江邦夫師は、長年にわたり量子論や脳科学といった最先端の学問を背景に、「なぜ達人は力を使わないのか」「なぜ触れただけで崩れるのか」といった、武道・武術における根源的な問いへ挑み続けてきた。そしてその視点は、多くの実践者に新たな気づきを与えている。本特集では、保江師の探求の歩みや、各界の識者との対談を通し、武術界最大のミステリーにしてロマンでもある「合気の正体」と、アート、介護、そして日常生活へと “進撃する”合気の可能性を探る!!
書店では、今月号だけでなく秘伝誌のバックナンバーを始め弊社の書籍、DVDもお取り扱いお取り寄せが可能です。是非書店でお手にとってご覧ください。
本章に入る前に、ここでは『合気伝達(翻訳)人』として卓越した能力を持つ保江師の背景をおさらいしておきたい。「物理学、合気、スピリチュアル」と境界を超えて、 調和に満ちた“保江世界”を探索してみよう!
このたび、保江邦夫師と大槻ケンヂ氏との対談が実現した。ロックミュージシャンや作家として活躍する大槻氏だが、武術やスピリチュアルの世界にも精通し、マニアックな知識を持たれていることは、本誌読者にはご存知の方も多いだろう。二人の語らいは、UFOから始まり、自身の能力を最大限に発揮する心身の使い方や、達人たちが共通して持っている条件まで、様々な話題に及んだ。異色の二人が紡ぎ出す言葉の数々、とくとお聞きあれ!
本章では、保江師自身に「合気探求の道」を振り返ってもらいつつ、合気道、大東流合気武術、冠光寺流柔術、次元流合気、超脳力(CHUCK-Arts)に続く、合気解明への階梯における最新の気づきであり、また佐川道場での恩師、佐川幸義宗範の教えでもある「皮膚合気」について、紹介いただこう!
特集2つ目の対談では、相手も自分も傷つけない“自他護身”を掲げ、そのための体系を伝える「護道」の廣木道心宗家と、実践の“現場”で活かすことのできる合気について語り合った。皮膚への接触の仕方や一体化するための技、そして同調を生み出す脳波、など……様々なアプローチで相手と同化する術が示された。“自他護身”の世界へ踏み出す大きなヒントがここにある!
自身「合気柔術逆手道」を標榜し、合気指導を手がける倉部至誠堂師は、保江先生こそが、 かつてベールに包まれていた「合気」を、誰もが学び、習得できるものとして提示した先駆者であると語る。
現在、「塩田剛三合気道連盟」を率いて活動している塩田将大師範にとって、武術を日常で活かせるものに落とし込み、より多くの人たちが用いることができるように工夫を施している保江師は、「武」の在り方における大きな指針の一人となっている。その思いを綴ってもらった。
“不世出の達人”佐川幸義宗範の薫陶を受け、現在は「佐川合気実験室」を主宰する佐久間錦二師範。かつて佐川道場で共に稽古し、現在も続く保江先生との交流から得た数々の学びについて語っていただいた。
手足を内と外に捻りながら、半身となった人物が画面の端から端へと走り抜ける特徴的な動画。その一種異様な光景に、世の若者たちが熱狂(?)しているという。
脱力によるつま先重心、肩と股関節を連動させた内旋・外旋で制御する独特な走法で「江戸時代の走り方=江戸走り」を提唱、実践する大場克則氏の独自の探求について、お話をお訊きした。
人間も動物も植物も、あらゆる生命体は電気によって動いており、達人に至るためには自身の「発電量」を高める事こそが鍵となる。
新進気鋭の催眠術師として、各方面で注目を集める新井洋次師が説く「発電量」をキーワードとした、これまでにない斬新な能力開発メソッド。
その理論と実技の要点を、新井師自らの筆によって示していただいた!
“合気道の達人”塩田剛三師範の最後期の内弟子であり、本誌2025年12月号の「塩田剛三生誕110周年フェスティバル」特集にもご登場いただいた森道治師範が、同じく内弟子出身のジャック・パイエ師範率いる合気道無限塾の東京支部が主催するセミナーに招聘され、昨年末頃、都内で講習会を開催した。
オーストラリアでの約30年間にわたる指導実績から新たに「豪州流合気柔術」を標榜する森師範は、特にボクシングなどの現代的打撃技術に即応する稽古体系を新たに構築している。その一端を知るべく、セミナーを訪ねてみた。
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