古来より、身体を本質的に変革する様々な鍛錬法が存在する。それは、単に運動能力を高めるということではなく、身体の内側からの力を引き出し、筋力に依存しない身体の仕組みを造り上げるメソッドだ。本特集では、数ある鍛錬法の中から、肥田式強健術や真向法、さらには、ヨーガや太極拳に基づいたトレーニング法を、長年その鍛錬法を修めてきた師範たちに紹介いただくとともに、胴体力について解析するコラムも併載した。武道やスポーツの動きにおいて、より高みを目指す人にはもちろん、日常動作の質を向上させたい人にも、ぜひご覧いただきたい。“呼吸”と“動作”を用いた修練が、身体を根本から変えていく!
書店では、今月号だけでなく秘伝誌のバックナンバーを始め弊社の書籍、DVDもお取り扱いお取り寄せが可能です。是非書店でお手にとってご覧ください。
「虚霊頂勁」や「尾閭中正」など、太極拳の要訣を守った修行の末に辿り着く境地。その時、身体の中では 何が起こっているのだろうか……。特集本章では、中国武術家としての観点から独自の身体論を CGアニメーションなども活用しながら発信している佐藤雅樹師に、太極拳の武術と健身における 「奥義」とその養成法について紹介いただこう!
特集最終章では、ヨーガ行者の王・成瀬雅春師に、師自身が長年実践してきたヨーガの修行の数々の中から、運動の土台をつくり、集中力や意識力を高める鍛錬法、及び呼吸法を紹介いただいた。意識を働かせ、身体と対話しながら行う日々の鍛錬が、身体操作の達人をつくりあげる。身体能力を押し拡げる極意は基本的な行にこそ在る!
「五七五七七」の韻律とともに千三百年もの歴史がある短歌の世界。
また、古伝の座技、立技と、多くの形を現代に伝える無雙直傳英信流。
ともに型(形)の中で表されてきた「短歌と居合」の〝こころ〟とは!?
今回、注目の現代歌人として活躍するとともに、「無雙直傳英信流」を 修める小島なおさん(居合歴4年半、現在三段)にお話をうかがった。
修験道は、古来より神聖なる山を行き来し、その過酷な環境において行を行うことで、身心を向上させる智慧を創り上げてきた。本誌では、その“修験道の智慧”を、羽黒派古修験道先達の長谷川智師による連載にて、昨年まで2年間にわたり紹介してきた。 今回、長谷川師が新たに深い気付きを得た内容も加味して、修験道の智慧を活かしたワークを紹介するとともに、“懺悔する”ことによる身心への効果を語ってもらった。
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