達人を支える土台にして「駆動機関」
身体下部構造から全身協調を徹底解析!
月刊秘伝2026年10月号
予約受付中!

運動において真のパフォーマンスを発揮し、身体を調和させるためには、身体の「下部構造」の重要性を理解することが欠かせない。
この「下部構造」とは、単なる筋力や脚力のことではなく、全身の連動性を生み出すための根本的なベースを意味する。この土台の確立は、我々が本来持っていた〝自然体〟の運用に直結するものだろう。
それは、具体的には「姿勢」や「構え」、そして繊細な「足捌き」といった形で表出するものであり、運動のあらゆる局面で機能する「動くための土台」である。あるいは、この複雑な人体を最も効率的に動かすための『人体マニュアル』と言っても過言ではないかもしれない。その土台の上に立つことで、初めて真に最適な技術を習得する道も開かれるのではないか。
今特集では、そんな「動きを支える土台」の極意を仮に「足腰力」と定義し、その探求に長年を費やした方々に、独自の成果を語っていただいた。
下部構造を整えることで、初めて見えてくる〝動きを支える軸の存在〟。軸が通り、自立した姿勢が保たれる時、人は自らの足で「立つ」という本当の意味を知り、そのことがもたらす〝力〟の運用法をも理解される。それは、真にしなやかで強い動きを生み出すための、一番の近道に他ならないだろう―。

発売日:2026年9月14日
定価:1,000円(税込)

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書店では、今月号だけでなく秘伝誌のバックナンバーを始め弊社の書籍、DVDもお取り扱いお取り寄せが可能です。是非書店でお手にとってご覧ください。

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特集序章 “骨格を鍛える” 伝統武術が伝えた「鍛錬」の意味とは!?

武術全般に通じる
下半身鍛錬の真相

およそ武道・武術全般で、特に重要視される「下半身の鍛錬」。単なる筋力増強とは言い切れない、そんな武道・武術の「下半身の鍛錬」における意味について、長年、多くの武道・武術を取材し、自身も武術実践者である武術ライターの野村暁彦氏にまとめていただいた。

特集第1章
身体とはどのように「組み立てる」ことで、より有効に働くのか?

骨理学で解く
身体の上下連結と動き

廣戸道場 廣戸聡一

運動の要となる「足腰」。その有効活用への道を探る上で、土台としての足腰に乗る、上体との関係性から、全身をつなぐことの意義を無視することはできない。
特集第1章では、かつて「4スタンス理論」で、広くスポーツや身体パフォーマンスの世界から注目を集めたスポーツ整体「廣戸道場」の廣戸聡一師に、新たなる「骨理学」をもって、足腰からなる身体下部構造を起点とした全身協調への道筋を明かしていただいた。

特集第2章 立つ、歩く、日常を支える身体下部構造の真相

動作術が示す
日常の〝生活体”と足腰

動作術の会 中島章夫

特集第2章にご登場いただいたのは、身体の解剖・構造学から〝動き〟の本質に迫る「動作術の会」主宰、中島章夫師。
武道・武術の様々なテクニックを語る前に、その土台となる身体のあり方から正すことで、より根元的な身体操作の本質へ迫る動作術。そこに示される、日常をよりスムース、かつ効率的に過ごす「生活体」と足腰との関係性とは!?

特集第3章
“空手界の革命児”芦原英幸の遺した独自技法「サバキ」の土台造り

©OFFICE KMC

芦原カラテが構築した
駆動機関としての足腰鍛錬

松宮康生

実際に身体を打ち合うフルコンタクト空手の潮流の中にあって、独自の技法「サバキ」をもって技巧優先の技術体系を構築した先駆的な空手が、故・芦原英幸師範によって体系づけられた芦原カラテである。自らその薫陶を受け、『芦原英幸 サバキの真髄』(BABジャパン刊)を著した作家、松宮康生氏は、その根幹に芦原師範が独自に研究、実践を重ねた足腰の鍛錬哲学があったと語る。
特集第3章では、そんな芦原カラテの超合理的身体下部構造の鍛錬法と、〝誰にでもできるサバキ〟を実現させた指導体系について、松宮氏にまとめていただいた。

特集コラム① 佐川合気実験室 佐久間錦二

佐川道場で重要視された「足捌き」
佐川幸義宗範が見せた「棒術の足捌き」

ここでは本誌7月号特集において〝不世出の達人〟大東流合気武術佐川道場の故・佐川幸義宗範が示した「四股鍛錬」について語っていただいた、佐川合気実験室の佐久間錦二師範に、同じく佐川道場で従来、重要視されてきた「足捌き」について、強烈な印象としてその脳裏に刻まれたという「棒術の足捌き」を、ご紹介いただいた。

特集コラム② 太氣至誠拳法太氣会 天野敏

立禅、這い、練り……
意拳・太気拳が培う下半身鍛錬の意味
足指が導く 全身統一への気づき

〝特別な意味を持たせた足腰の鍛錬〟といえば、すぐに思い浮かぶのが中国武術。ただ立つだけの「立禅」や、腰を落としてユッタリと歩を進める「這い」「練り」といった稽古法で知られる意拳・太気拳では、下半身の訓練をどのように捉え、培うのか?
ここでは、かつての本誌好評エッセイ連載「組手、ときどき波」を彷彿させる、太氣至誠拳法太氣会の天野敏師範によるウィットに富んだ語り口でまとめていただいた。

【巻頭】アドリアーノ・カンパネリ(天狼衆)
天狼の忍が伝える
NINJAの道

スイス・ジュネーブを拠点に活動する忍者集団「天狼衆」。今月の「秘伝なヒト」にご登場いただくのは、その創設者にして、
「天狼」の忍者名を持つアドリアーノ・カンパネリ師だ。
かつて四季の森忍術道場に一年間住み込みで修行し、現在も日本の武道文化を追究し続けるアドリアーノ師に、世界が注目するNINJAの魅力と可能性を語っていただいた!

【特別企画】日本武道学舎・吉田始史×武道家YouTuber・YASU
北の大地より今最も熱い武道家父子対談、直送!
武の「術」からYASUの「道」へ!

登録者数34万人のYouTubeチャンネル「YASU道」を運営し、若年層からも絶大な支持を得ている武道研究家・YASU師。そして、その父にして師である日本武道学舎 学長・吉田始史師。
今最も注目を集める、この武道家父子によるスペシャル対談を、北海道江別市の日本武道学舎本部道場より現地直送でお届けする!

【特別企画】氣と丹田の合氣道会 楽心館・石川智広
剣柔一体!
──自他相対を超える合氣

「氣と丹田の合氣道 楽心館」は、剣柔一体を掲げ、毎回の稽古を剣術ではじめるほど徹底して剣の理合を重視する。
剣の理合を体術に活かし、身体で剣を理解し、体中剣を育む。それによって自然体を獲得し、自他相対を超越した合氣の会得に至るのだという。
剣柔一体とは、自他相対の超越とは何なのか。「氣と丹田の合氣道 楽心館」の創設者である石川智広師を訪ねた。

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