本誌『月刊秘伝』の看板的存在にして、古流武術界の至宝と呼ばれた振武舘第15代宗家・黒田鉄山師。
本年3月3日に御逝去され、その訃報は日本武術界を大きく揺るがせた。
今号特集では、この当代最高峰の達人が歩んだ軌跡と功績を振り返ると共に、流儀を超えて数多の武術修行者たちに影響を与えた、黒田鉄山という存在に今一度迫りたい。
“消える動き”と称えられた神速の術技と、極意理論によって導かれる「武術的身体」。
それは“永遠に消えない”鉄山師の遺産である。
書店では、今月号だけでなく秘伝誌のバックナンバーを始め弊社の書籍、DVDもお取り扱いお取り寄せが可能です。是非書店でお手にとってご覧ください。
黒田鉄山師範の偉大なる功績を顕彰する特設ページ「神速の達人・黒田鉄山」がオープンしました!
これまでの長年にわたる取材を通じて本誌編集部が記録してきた黒田師範の映像、記事、写真、動画など、その一端をご紹介します!
古流武術最高峰の達人、黒田鉄山師は何を成し、何を遺したのか?
特集第一章では、鉄山師の軌跡を本誌『秘伝』をはじめとする武術メディアとの関連を通じて振り返りつつ、その偉大なる功績や“神速”と称えられた至高の術技を導く理論と武術的身体、そして、自らの生涯をもって示した古流武術の「可能性の証明」に迫る!
黒田鉄山師の存在は流儀の枠を超え、武術界に巨大な足跡を残した。
特集第二章では、生前に鉄山師と直接交流のあった五人の師範たちに、各々の視点から見た鉄山師の姿と印象的なエピソード、その体現された術技の凄まじさ、そして鉄山師との出会いが自身の武術探求において、どのような影響を与えたかを語っていただいた!
黒田鉄山師の振武舘では、数多くの門弟たちが師の下で長きにわたって術技の研鑽を続けてきた。
彼ら振武舘門弟たちが鉄山師と共に稽古を重ねる中、師に導かれて見てきたものとは、一体いかなる境地なのか?
特集第三章では、門外の者では決して知り得ない“消える動き”の極意世界を、海外門弟を含む九人の生の声から探ってみたい。
“神速”の異名で称えられた、黒田鉄山師の卓抜の術技。
それは一代限りの神業でなく、その系譜を受け継ぐ者が存在する。
特集第四章では、鉄山師の御子息にして振武舘第十六代宗家となった黒田泰正師に、父にして師である鉄山師の知られざる一面や、後継者として手渡された“神速”の武術遺産を語っていただいた!
当代最高峰の達人と呼ばれた黒田鉄山師。
その術技は武を志す全ての者にとっての憧憬であり続けた。
本特集のトリを飾る第五章では、鉄山師の訃報に際し、各種SNSに寄せられた師範及び読者諸兄のコメントを通じ、黒田鉄山という稀なる武人の姿を浮き彫りにする!
黒田鉄山師範の生涯の軌跡は、まさに本誌『秘伝』と共に歩んだ歴史でもあった。
本特設ページでは黒田師範の偉大なる功績を顕彰し、その一端をご紹介する。
黒田師範の映像、記事、写真、動画など、ここにある全てが黒田鉄山という史上最高峰の達人が遺した足跡であり、永遠に色褪せることのない武術遺産である。
それはこれから先もずっと、武術を志す全ての者たち道標であり続けるだろう。
80年代後半から90年代にかけて、いわゆるフルコンタクト空手を軸に大きく武道・格闘技界が揺れ動いた時期、当時の現役世代で〝顔面有りルールで最も強い〟と目された空手家の一人、それが空道・大道塾二代目塾長の長田賢一師範だった。〝ヒットマン〟の異名で知られた伝説の武道家が、新たに見出し、追求する「身体の理」とは!?
「天地人」の“真ん中”をつなぐ術理の深奥が秘められた日本柔術(やわら)。その修練を長年にわたり重ね、「天庸流柔術」を創始した垣本雅史師は、達人技を教える“手だれ”としてもその腕前を発揮し、これまでに数多くの指導者たちを育ててきている。この度、垣本師による「天庸流の型」東京講習会を直撃取材。合理的階梯を行く“やわらの学び方”とは!?
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