日本スポーツツーリズム推進機構(JSTA)
× 月刊秘伝(BABジャパン)
「武道ツーリズム事業者に関する
アンケート調査2020」
結果報告

今回の調査ではWEB秘伝「道場ガイド」コーナーへご登録いただいています道場の皆様を中心に、アンケート調査のご案内を送らせていただきましたところ、おかげさまで多くのご回答をいただくことができました。皆様からのご協力に感謝申し上げます。(JSTA&秘伝編集部)

「武道ツーリズム事業者に関するアンケート調査2020」結果報告

先哲たちの事例・経験に学ぶ!
海外向け道場文化発信・活用法!!

 スポーツ庁や観光庁は、"スポーツ×観光"という視点から、日本の誇るべき文化資産として「武道」に着目し、「武道ツーリズム」を推進しています。海外における武道の人気は、日本人の想像をはるかに超え、多くの武道愛好者が、本家の日本でさらなる技術の習得を目指したいと望んでいます。その一方、初めて武道に触れる初心者層の需要も大きく、それに答えるべく、多くの事業者が外国人を対象とした体験プログラムを有料で提供しています。

 しかしながら、「武道ツーリズム」の知名度はまだ低く、どれだけの事業者が武道ツーリズムのプログラムを実施しているか、あるいは今後実施する予定があるかなど、現状がわからない状況です。

 そこで、日本スポーツツーリズム推進機構(JSTA)と月刊秘伝は共同で、「武道ツーリズム事業者に関するアンケート調査2020」を実施いたしましたところ、本誌「道場ガイド」へ登録いただいている皆様からの多くの協力を得て、興味深い調査結果を得ることができました。

「武道ツーリズム事業者に関する
アンケート調査2020」調査報告書

「武道ツーリズム事業者に関するアンケート調査2020」調査報告書を公開いたします。
 来るべきコロナ後の「武道ツーリズム」本格始動に向けて、ぜひ皆様の道場における「海外向け道場文化・プログラム発信・活用法」の参考として、ご覧いただけましたら幸いです。

一挙公開! 武道ツーリズムに対する道場主たちの生の声

 下記は本アンケート調査中の「自由記述」欄に記入いただきました回答からの一部抜粋です。道場関係者の皆様からの率直なご意見・ご感想をぜひご覧下さい。
 ※回答者の特定につながる道場や団体の情報を記載頂きました回答分につきましては、本誌編集部の判断により割愛させていただきました。

1 面白いと思います。
2 本物の空手を提供したい。関係者として武道ツーリズムを取り上げ、感謝申し上げます。
3 弊社は武道が目的と言うよりも、日本文化の啓蒙や体験や教育(青少年・企業など)を目的としていて、武道・武術はその手段のひとつです。必然的に、参加頂ける層は、武道家というよりも、日本文化に興味のある多少幅広い層(富裕層・経営者・教育関係者・政府関係者などが多い)が主体となってきます。このように、通常の武道の鍛錬目的とは異なる領域があることも、認識頂けると幸いです。
また、近代スポーツは、勝ち負けを競うゲーム性が優先され、現在のオリンピックなどにも見られる様に、武道・武術の本質から遠くかけ離れた目的で実施されることが多くなっています。是非、このような近代スポーツと武道の違いを、武道ツーリズムに取り組む皆様と共に発信出来ると嬉しく思います。
4 武道を通しての異文化交流と日本の武術の奥深さを知ってほしい、そしてそれを通しての世界平和に繋がる事を切に願います。
5 武道はスポーツではないので、違和感がある。
6 武道は「惟神の武道」です。武道を観光気分で地域活性化すべきではない。商業化したりスポーツ化は日本武道ではありません。日本精神・文化の普及であれば頑張って頂きたい。
7 武道の道徳的倫理、身体的効果、国際的要望が高い中、国際的な広報、宣伝が大切ではないだろうか。
8 武道という日本の文化をわかりやすい形で海外の方に広めることと、話すきっかけになれればと考えています。
9 武道ツーリズム推進方針については歓迎すべき事だと思う。
10 武道ツーリズムプログラムは提供した事はないが、過去、無償で体験したいという外国人は何度も受け入れた。今後も受け入れる。
11 武道ツーリズムは、国策としても市民レベルのボランティアとしても、積極的に展開していくべき、素晴らしいアクションであると考えています。
当道場や関連道場では、過去数十年の活動の中で外国人の師範や師範代を養成し、彼らがアメリカ、イギリス、カナダ等で稽古会活動を運営しています。各地の道場から稽古目的で来日する門人もあり、日本で稽古する我々の良い刺激になっています。また、フィンランド・ドイツ・チェコ等の欧州から来日して稽古していた仲間が、帰国後もその稽古を継続してくれているようです。彼らの多くは、来日した際に、武道に縁を持ち、たまたま体験したことがきっかけとなり、修行を開始した人達です。
武道は、我が国が誇りうる文化の一つだと思います。それを、外国の方が、一人でも多く、体験し、学び、親しんでくださるなら、我が国を理解し、身近に感じてくれる一助になると思います。それは、長い目でみて、我が国の国民の幸せであり、世界の人々の幸せになるものと思い、そして願っています。
そういう観点からも、武道ツーリズムというアプローチは、とても有意義なものであると考えています。そういう活動の一旦に、これまでも、そしてこれからも関与できると嬉しいと思っております。
12 武道ツーリズムについては内容含めてよく解りません。沖縄伝統空手の振興発展に寄与するならば、大いに賛成します。沖縄の伝統空手はあくまでも文化であり、平和につながる武道であり、そのことを原点とした事業であれば幸に存ずる。
13 武道ツーリズムと言うものに関しての具体的な内容をもう少し簡潔にお教えいただければと思います。
14 武道・格闘技がより発展します様に。
15 日本武道を通して、国際交流が活発になれば良い。
16 日本の武道は長い伝統と強固な地盤がありますが、いつまでも自然に残っていくとは限りません。文化としての認知を広め伝承者の活動力を保持していくために、外国からの旅行者によい体験として提供していくことも有効だと考えます。
17 日本の武道・文化を世界に
18 日本の伝統文化である武道を世界の人々に理解していただけることは日本人として誇りに思います。
19 日本の伝統武術を広めたいです
20 日本の素晴らしい文化として武道を世界へ発信するのは良いと思う。ただ、日本の武道を自国の国技として認識している海外の子ども達もいるので、日本の文化であることをしっかり発信していって欲しいと願っています。
21 内・外の問い合わせの世話をしてほしい。会費をとって事務局を設立したらどうか。
22 特にはないが、世間に紹介する事は良いと思う
23 道場の近くに伊香保温泉、日帰り温泉等の観光施設があります。当道場は観光目的(等身大の鎧や槍、薙刀、鎖鎌、植芝開祖、高野佐三郎等の掛け軸も展示)も含め また映画撮影用(過去一回撮影有)に建設していますので武道ツーリズムには大賛成です。
24 当連盟本部は沖縄にあり、会長は現沖縄県空手道連盟会長の役職にあります。当流を含め、沖縄伝統空手の各道場には以前から海外よりの稽古希望者が多く、沖縄県空手振興課もツーリズムに注力していくと思われます。当道場は沖縄本部直轄道場として、沖縄空手案内センターや沖縄伝統空手・古武道の先生方と連携し、本土・海外に沖縄の実力ある武道家を紹介するシステムを作ろうとしています。
25 当会はすでに同様な事をやっているので、中部地方で依頼があれば当会にお声かけください。しかしこの事業がお金を生むとは考えにくいですが・・・
26 当会では約40年程前から武道ツーリズムは実施してきました。また、海外でもその説明は実施してきました。「月刊秘伝」が三つの方針を掲げ実施していることに賛成です。大変すばらしい企画であります。是非、コロナ後、協力させて下さい。日本が誇る文化遺産を世界へ発信お願いします。
27 当家道場は武道をスポーツとは捉えていません。歴史と伝統を守り伝える事を主旨として居ます。故に士族、騎士など伯爵・男爵を中心に新士族の育成を心掛けています。
28 土地柄、クルーズ船の入港が多くありましたので、ONE DAYで数時間の体験だけでもとプランしましたが、コロナで入港はおろか外国人さえ見なくなりました。当面は難しいのだと認識しております。
29 長く武道を支えてきたものとして“町道場”の存在は大きいと思います。その一端に連なるものとして、「武道ツーリズム」が健全な形で普及していくことを期待します。
30 地方から散発的に問い合わせをいただくのですが、個別対応だと理解度が著しく異なります。また、そもそもターゲットが"素人"なのか"経験者"なのかにやっても大きく異なります。(いつも前提の意識共有で終わってしまいます)
対訪日旅行客の武道ツーリズムに関しては、おそらく最も知見と実績を有しておりますので、ある程度まとめた形でお問い合わせやご依頼を頂けると、大変幸いです。よろしくお願いします。
31 地元で活動していますが、より広く活動場所をと考えています。どの様に行動すれば良いかをアドバイスが知りたいです。
32 地域の子供達と一般の人に指導している。
33 単なる興味本位の体験というより、武道を学びたい、あるいは他の武道をやっていて別の武道を体験したい、というケースが多いです。
そのような学びの場の提供として「武道ツーリズム」を捉えたいと考えます。
34 大変良い取り組みかと思います。言語が通じるかも分からない異文化の場所に、個人で出向くのは大変難しいことでしょう。真面目に学ぶ意思のある方には少しでも障壁が低くなるといいと思います。
35 大事なことは人間同士のコミュニケーションです。そして友情と尊敬です。
36 大学で、海外では、ディプロマは、普通に理解されてますが、日本では、これから、というのが、感じられます。武道ツーリズムもそこが、理解されると囲い込みでは、無く、日本の文化交流として次元をあげて行けるのでは、ないのでしょうか?
37 大きな組織には向いているイベントだと思う。
38 体験を通じて交流が理想ですが、今のご時世なのでオンラインも充実させて、そこで多言語の翻訳者を通じて動画配信して世界と日本の交流を実際に会うまでのツールとして開発して頂ければありがたいです。
とくに当方は武術でありながら障害者のパニック対応技術であり、海外からの問い合わせがあるのですが、言語の壁紙に阻まれて技術提供が難しい問題を抱えています。例えばフランスやシンガポールの医療関係者はセミナーでのオンラインの際は相手方が通訳を雇われたりしていますが、通訳を雇えない方々には上手く伝達ができないという問題を抱えております。
パニック誘導は世界的に困っている問題なので、どうにかしていきたいと思案しております。
39 体験レベルと「師弟」として学ぶレベルとの間に何か良いカテゴリーがあればと良いなぁと思います。また異文化間のコミュニケーションですから、やはり細やかなニュアンスを解する通訳者が必要な気がします。
40 組織として体験プログラムなど提供できていないが、大会などで機会があれば是非とも参加させていただきたいです。
41 是非とも発展させたいプロジェクトだと思います。
42 当会は、県・市の文化財の保護・継承と個人の人間として修養を目的としています。一般市民・海外の方に道場を訪ねてもらい、入門の希望は受け入れております。
43 少し違いますが、入塾を判断する。
1か月の体験入塾という形をとっています。
44 小生82才の高齢のため、本年よりコロナウイルスの世界的蔓延状態を見て、直接指導を中止し、門人(免許者)諸士に各人の方法で修行されることを期待する現況。小生は自宅で一人稽古続行。
45 宿泊所の確保が大変です。
46 受け入れ可能です。
47 実用的な護身術制圧術に興味のある方が多く。海外でのセミナーを数多く開いてほしいとの意見が多々あります。
48 時代進化が高速化する中で、古き良き日本文化・精神文化が忘却の果てに置き去りにされつつある。学校教育で武道必修が採用され、日本の侍魂が見直され復活の兆しに喜びを感じる。武道文化・食文化で日本国の素晴らしさを発信したく思う。
49 私個人は、ロシアやカザフスタン、イタリアなどに指導に行っていました。日本の文化ということで、空手道・古武道(柔術・居合術)を紹介したり、海外で指導したりしました。このすばらしい武道文化を世界に発信していきたいと思います。日本の武道文化は、「和」の文化であり、「礼節を重んじる文化」でもあるので、心身鍛練同様、文化を広めて行きたいと思っています。
50 私共は道場の開設以来、外国人観光客を中心とした1000人を超える方々に居合剣術体験をして頂き、日本の伝統文化を通じた感動をお届けしています。
「武道ツーリズム推進方針」へは強く共感いたしますと共に、コロナ終息後のインバウンド活性化に向けて、また日本文化の素晴らしさを世界に発信できますよう、これからも尽力していく所存です。
「武道ツーリズム」を通じて、より多くの海外の方々へ日本文化の体験の機会をもたらすことができますよう、私共もご協力は惜しみませんので、今後ともいろいろと情報を頂けますようお願い申し上げます。
51 私の道場では、積極的にプログラムを提供している訳ではなく、私の稽古日時に来られるならば参加を認めるというスタンスです。
52 今後もE/Uに沢山の選択肢を提供、発信できるサイトであって頂ければと思います。
53 今こそ日本の文化・精神が世界に必要な時と思います。貴社ご発展心よりお祈り致します。
54 国内外とも同じプログラムです。外国の方が見えたこと多々ありますが、当会の理念と合わないことが多い様に思います。よい企画とは思います。
55 合気道の内容よりも、興味を持たせるようにしております。
56 甲冑を着用した戦国時代の武術に興味がある方が非常に多い。
型稽古を中心とした内容ではなく実戦的なリアリティのある武術を追求したい人たちが多い。
57 古武道発展の為、大変必要なものであると理解しています。体験(稽古等)は自己の流派のみのアピールや広報の為の活動でしたが、古武道の持っている文化性や人間的な哲学などを古武道会全体で世界に発信していく良い機会であると捉えています。
58 個人的に興味はないが、否定的ではない。
59 現在の日本において、日本人はあまりに興味がうすく、それにくらべ国外の人達の関心が増えている。日本は武の国、明治以前4600流派が有り、多くの武道が消失している時、興味ある国外の人々に広げていく事も、技術、技、精神を伝えていけるのなら、どんどん広めていくことが必要
60 現在の施設は時間制で、火曜日の夜と水曜日の午後、各2時間のみです。受入れに対応する場所、人数(当方の)が不十分です。
61 現在のプログラムは主として経験者を対象としてきたが、今後は全くの未経験者を対象に日本の文化遺産である武道体験を行なって行きたいと考えます。
62 現在、本来の目的《国際交流と日本文化の紹介》から逸脱し、売名行為を目的とした「詐欺擬きの日本武道」を海外に流布している団体個人を多く見かけます。
出来る限り、冊子➡「秘傳」を標榜されているのであれば、その様な輩を排除して頂きたく心よりお願い申し上げます。
63 継続する効果は疑問。切実な希望ある者のみが定着している(武道の理についての)。
64 近く自宅道場完成予定なので、海外観光客等への体験プログラムを実施したいと考えています。
65 居合道の性質上、日本語による指導が不可欠ですので、現在は国内での稽古を主体としております。なぜなら、居合道で用いる言葉は、外国語への翻訳が困難だからです。
66 宮本武蔵を流祖とする二刀流ですので、外国の方も関心を持たれると思います。関心のある方には積極的に伝え、体験もしていただきたいと思っています。
67 機会があれば参加したい。
68 機会があれば、是非とも開催したいですが、今は国内の他流交流も憚られます。
コロナが落ち着いたら、まず国内の他流交流をしたいと思っています。
69 基本的には支部道場の会員を受け入れているが、時々、他流派からも受け入れる事がある。
70 関心はありますが、技術だけ学ぶ目的の方には指導・紹介する気はありません。
71 関心があり、機会があれば受け入れたい。しかしノウハウが全くなく何もわからない
72 観光公害についてどのような配慮をされていますか。外国人は稽古には熱心でも夜間飲酒、騒ぎ、勝手にプライベート空間に歩き回る等が見受けられますが。
73 外人さんが何人か入会したが、結局長続きしていない。なので、余り期待はしていない。
74 外国人達が、日本武道を習いたいが、どこで、どんな武道を行っているか探すのが大変であると口をそろえて言う。「ツーリズム」が窓口になって情報提供していただければ、ありがたいと思う。
75 外国人の門下生は大変多く。皆、一所懸命稽古致します。「武道ツーリズム」を通じて、その拡大と底辺作りを出来ればと思いますが、一過性の体験や冷やかしでは抵抗があります。
76 外国人に、日本文化の一端を披露するのは国際親善のためにも良いことだと思います。
77 外国人が武道に興味を持つことは非常に素晴らしいことと思うと同時に、日本人の若者が関心を持ってくれる方法はないものかと案じています。
78 外国の方の参加を歓迎致します。
身体に多少の障害を持つ方でも参加できる体制を整えております。
79 海外の方は特に日本の古武道に対する関心が高いようです。しかし、残念な事に国内ではとてもマイナーとなっています。400年~500年前の戦いの技術をこれだけ正確にたくさん現代に残している国は日本以外にはなく、世界文化遺産といえる貴重な我が国の財産である事を、まず日本人が知るべきと思います。
80 海外の諸君の日本武道に関する感心/興味は非常に高いです。当流儀でも海外の支部や稽古会の方が、日本国内よりも人数も多く熱心です。東京本部道場の稽古では、毎月のように海外からのゲスト参加者があり、合宿を開催すれば、それを目指して来日される外国人の方が必ずありました。平常の、普通の稽古に外国人が溶け込んでいる感じだったわけです。「武道ツーリズム」と言われますと、何か観光旅行のような感じを受けますね。それはそれで面白いとは思いますが。
81 沖縄古武道は、先人達が生活必需品から編み出した武具で身を守るために鍛錬し、それが型となって出来た武術である。私が分かる範囲で14の武具がある。棒、サイ、トンクワァ、ヌンチャク、三節棍、スルウチン、ヌンティ、クワ、カマ、ウエーク、ティンベー、クルマンボウ、ムーゲー、テッコウなど。型の演武が出来る先生方が、コロナ禍で道場を閉める事になれば、型の多くが消えて無くなる。型を残して琉球の先人達が残してきた伝統文化を継承し、発展させていくことで、観光のみならず、後世の県民たちの誇りにもなると思う。
82 一人でも多くの世界の人々に、日本拳法を知ってもらいたいと思います。特にシェイプアップに効果がありますので、良いと思います。
83 以前、アメリカ人の門弟が居ましたが、不祥事を起こした事があり、現在は出来るかぎり外国人はお断りしています。
84 よろしくお願いします。秘伝の記事を掲載して下さい。
85 よい試みだと思います。
86 もっと詳細な情報や、世界への発信方法などの具体的な内容があればいろいろと検討できると思います。
87 まずはありがとうございました。武道ツーリズムについてはほとんど知ることがなかったのですが、海外の方向けに新しい観光・体験のあり方として武道を紹介する機会を得られるのは、私たちにとってもありがたいことです。私たちも中国武術が主ではありますが、剣術・空手・琉球古武術なども種目としており、今後、武道ツーリズムに大いに関心を向けていきたいと思います。
88 どのくらいのインバウンド数を推定してらっしゃるのでしょうか。
89 どなた様でも歓迎です。
素晴らしい企画をありがとうございます。
90 デメリット、メリットについてはまだ不明
91 ツーリズムの意味がはっきり分かりかねます。
92 スポーツ庁と観光庁とのコラボしてのアンケートのようですが、観光庁の今まで動きをみると昨年一月に武漢における武漢ウイルスによる都市封鎖しているにも拘わらず中国の春節に合わせて日本に多くの中国人を招き入れ更にコロナ対応の病院を紹介しますとのホームページ(のちに削除)に掲載されるなどインバウンドの必要性も判らないではないが(中国人の消費はGDPに換算して1パーセントしかない)観光庁のあまりに無神経、実情に合わないと感ぜらるおえない。まして武道ツーリズムについてですが、武道は「惟神の武道」です。絶対に商業ベースでやるべきではありませんし、観光気分で武道を地域活性化の手段と考えるべきではありません。日本武道が日本発祥であることの国際的認知向上を武道体験を通じた日本精神・文化の普及については多いに賛成したいし、頑張って頂きたい。以上
93 スポーツ庁が武徳會を復活させて、そこの国際部指導部がこのようなプログラムを提供するのが良いと思います。 
94 スポーツ庁、観光庁の中に武道所紹介所を設けて、武道所は登録制にして海外からの問い合わせに仲介する。
95 すばらしいものだと思います。コロナで中断していますが、武道というものを日本の文化として世界に発信できるすばらしいチャンスです。私達も微力ですが応援します。
96 すばらしいと存じます。世界の武道家と交流を行いたいと存じます。
97 ご相談いただければ対応致します。
どうぞよろしくお願いいたします。
98 ご縁がありましたらよろしくお願いします。
99 コロナ感染の終息がない限り、受け入れ、体験の再開はありえません。道場生の安心安全が第一と考えます。
100 コロナ禍の中で伝統や日本文化の武道人口が減少しています、発展性のある打開策などありましたら、ニュース的に案など教えていただけると嬉しいです。
101 コロナ禍においての課題はありますが、大変有意義な企画かと思われます。ツーリスト、支援業者の方の意識を揃えてタイアップすれば、良い企画になるでしょう。
102 これまでに来訪された方々は、観光要素はなく、純粋に武道修行目的でこられているため、極力、ニーズに応えられるようこちらも情報収集や情報共有を進めながら研究を重ねたい。
103 これからも宜しくお願い致します。
104 グローバルな時代「武道ツーリズム」について理解は出来ます。しかし乍ら、私の活動としましては、師から継承された初代宗文先生からの「手」である“筋肉躍動”を次世代へ伝承すべく頑張っている所です。ために、教費は生涯無料とし、人材との出合を大切にしています。伝える事の困難さ故、ツーリズムとは相反するかもしれません。秘すればこそ“技”とならん!→秘伝(貴社のテーマ)
105 ウィリアム・リード先生のような日本語堪能、武道及び日本文化に造詣が深い方を発掘して、紹介役になって頂きたい。
106 インバウンドの稽古への参加は無償で提供していますが、その一方で、不法滞在やオーバーステイのような話を耳にすることもあり、都度慎重に対応するようにしています。そういった場合の相談窓口などをもっと明確にして頂けると助かります。
107 アンケート集計結果を知らせて頂けると嬉しい。
108 ありがとうございました。今後共、よろしくおねがいします。
109 ①武道稽古を通じて、何かを修得し、それを他人(後輩)に指導できるまでの人材を一人でも多く輩出していきたい。②途中で(別の興味が出来て)去って行く者にも、それなりの何かを得ていってもらいたいと思います。③親の留学、転勤で来日したお子さんと何人か、稽古をした事がありますが、そもそも(それまでの)生活習慣の違いから、竹刀の柄の握り方ひとつとっても、ゴルフのグリップのように左親指をのばして握る子には閉口しました。④単なる観光資源の一つとして、日本を知る、武道を知るきっかけとしてならば、そのような用意は私共としては困難です。⑤少子化、部活動の今後(コロナで休止が多い)を考えると、駅伝・高校野球・選手権大会等々で10年後、20年後は大丈夫なのでしょうか。竹刀の振り方、バットの打ち方で、将来の日本、世界を生きていく指導者が生まれてくるのか考え悩む日々です。
110 ・県や市の観光課の依頼で、インバウンドの撮影が数回あり、古流剣術の演武や剣道未経験者の実技体験がある(昨年11月、今年1月、2月)。・一昨年まで会津若松市観光ビューローを通してホテルに宿泊し、19時から20時まで剣道を見学し、簡単な実技体験をしていた。
111 「武道ツーリズム」について、今後何か協力出来ることがあれば、お手伝いしたいと思っております。何か情報あればお知らせ下さい。
112 「武道ツーリズム」における「武道」の定義がよくわからない。

全112件の回答をご覧いただけます。

 この度のアンケート調査へのご協力に改めて感謝申し上げます。
 本誌編集部では皆様からいただきましたご意見・ご感想を参考に、今後の「武道ツーリズム」推進に力を入れていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

月刊秘伝2021年8月号 関連記事掲載!

本調査に関連した記事を月刊秘伝2021年8月号に掲載しています。ぜひ合わせてご参照ください。

道場主必見! 先哲たちの事例・経験に学ぶ!! 「武道ツーリズム事始め」!

スポーツ庁推進「武道ツーリズム」とは?

 昨年来スポーツ庁観光庁は、"スポーツ×観光"という視点から、日本の誇るべき文化資産として「武道」に着目し始めました。日本固有の伝統文化・精神文化として、「武道」は海外からも高く評価され、世界中に1億人を超える武道愛好家がいると言われています。

 現在、スポーツ庁は武道と地域の観光資源の組み合わせに注目した「武道ツーリズム」と呼ばれる観光・体験のあり方を提案し、推進活動を進めています。

 スポーツ庁が2020年3月に発表した「武道ツーリズム推進方針」では、【武道が日本発祥であることの国際的認知の向上】【武道によるインバウンド誘客の促進と地域活性化】【武道体験を通じたファン層等の拡大による日本の精神・文化の国内外への普及・発信】の3つが掲げられています。

 すでに、全国各地で武道ツーリズムコンテンツの検討・開発が進められており、スポーツ庁では武道ツーリズムによる地域活性化・インバウンド誘客の取組への様々な支援施策を展開しています。

 本誌におきましても、関係省庁、関係団体と協力しながら、今後ますますの発展が期待される「武道ツーリズム」という国家的な文化事業への貢献を果たしたいと考えています。

スポーツ庁「武道ツーリズム」関連動画

参考HP:

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ユーザーの皆様は稽古内容はもちろんのこと、お住いの地域から「エリア別」、剣術・空手・合気道など「カテゴリー別」、また「人名、流派名、道場名検索」など、ご希望の道場を日々、探しています。「全国道場ガイド」は貴道場と未来の道場生をつなぐ「一期一会」の場を提供しています。

今後は「武道ツーリズム」や弊社が運営する英語武道サイト「BUDO JAPAN.com」との連携も予定。一緒に日本の武道・武術、道場文化を世界へ発信していきませんか! まだご登録いただいていない道場の皆様は、ぜひこの機会にご登録をお願い申し上げます(※掲載無料)!!

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