The Next Stage of ウーシュー
「武術太極拳」King of Gamesへの誘い!!
月刊秘伝2022年10月号
好評発売中!

悠久の歴史を持つ中国大陸。そこで生まれ、育まれ、連綿と伝えられてきた中国武術は、戦闘技術としての秘匿性を維持しつつも、時に面前で披露され人々に感銘を与え、また表演の場を通して武術家同士の交流を育んできた。
そして、「表演競技」という新たな武の形を得た中国武術「ウーシュー」は世界中に愛好家を獲得し、日本では「武術太極拳」と称され、太極拳、長拳、南拳、伝統拳、また伝統器械といった、中国武術が包含する広大な技芸の世界を伝えている。
今特集では、本邦における武術太極拳発展の歴史から、脅威の身体能力を誇る競技選手たちの凄技とその養成法、そして全国トップクラスの選手たちが集う大会の模様まで、表演武術の“最深部〜最先端”を紹介しよう!

発売日:2022年9月14日
定価:1,000円(税込)

月刊秘伝2022年10月号 
好評発売中!

書店では、今月号だけでなく秘伝誌のバックナンバーを始め弊社の書籍、DVDもお取り扱いお取り寄せが可能です。是非書店でお手にとってご覧ください。

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第1章 History & Future of 武術太極拳

練拳としての表演武術
“手合わせなしの実戦”競技化模索の歴史

特集第1章では、日本武術太極拳連盟常務理事・谷川大先生を訪れ、日本における武術太極拳黎明期の大会の模様から話を伺った。
中国での表演武術の変遷、競技化の模索、そして最新の活動動向まで、武術太極拳が今に至るまでの歴史と未来について考えてみよう。
資料提供◎谷川大/日本武術太極拳連盟

谷川 大(日本武術太極拳連盟常務理事) Tanikawa Masaru
1960年12月24日生。1980年(19歳)から武術太極拳の学習を始める。1981年より訪中を重ね、 杜進・沙国政・門惠豐・劉敬儒の各老師を中心にした名師に師事し、八卦掌・戳脚翻子拳・六合蟷螂拳・心意六合拳・各式太極拳などを学習。(公社)日本武術太極拳連盟選手強化委員長、大学講師などを歴任。日本武術太極拳連盟公認A級指導員。現在、(公社)日本武術太極拳連盟常務理事・伝統武術委員会委員長。東京都武術太極拳連盟理事長。東京中国武術協会会長。

第2章 「武術基本功」というスゴ技養成法

孫建明日本代表ヘッドコーチの強化訓練を、
躰道家・中野哲爾師範が特別体験!

国内トップ選手たちが、心技体に磨きをかけるため訪れる孫建明日本代表ヘッドコーチによる「特別強化トレーニング」。
そこではどのような武術練習が、どのような練度の下、行われているのだろうか。
今回は、特別に躰道家・中野哲爾師範にも参加いただき、スゴ技練成の現場を取材した!

孫 建明 Sun Jianming
(公社)日本武術太極拳連盟常務理事、日本代表ヘッドコーチ。中国武術八段。プロとして北京武術チームに入隊し、呉彬老師、李俊峰老師に師事。多くのアクション映画にも出演。1986年、東京太極拳協会及び日中友好協会の要請により来日。日本代表チームのヘッドコーチとして、国際大会でチームを引率し、メダリストを多数輩出する。

第3章 カンフーアーティスト・イナミ

太極拳の魅力の在りか

小学3年生から始めた武術太極拳。今もその魅力に惹かれ続けながら、様々な形で普及に務めているのが、2017年から全日本武術太極拳選手権大会の「総合太極拳」の部門で三連覇を果たしたイナミ氏である。太極拳の尽きない魅力と、後に続く世代への思いについて熱く語ってもらった。

INAMI
(イナミ)元自選難度太極拳選手。2017〜19年にかけて全日本武術太極拳選手権大会・総合太極拳にて三連覇。現在は武術指導をする傍らカンフーアーティストとして各SNS(@inami_future)や「イナミ先生のもふもふ太極拳」などで武術太極拳と伝統武術の魅力を発信している。また、一般向けに覚えやすくやさしくした太極禅を発表し普及に務めている。

第4章 第39回全日本武術太極拳選手権大会

華麗にして強く─美しさと武術性で魅せる!

「武術太極拳」の表演競技において国内最大の大会である全日本武術太極拳選手権大会が3年ぶりに開催された。
〝表演〟ながら、各拳種の「風格」も審査され、自派の武術に対する深い理解が必須となる、特に高レベルの選手たちがひしめく「自選難度競技部門」を中心に、7月9日、10日の2日間にわたり開催された大会の2日目の模様をお届けする。美しさとともに、伝統的な武術性を内包する表演競技。
その技術の極みはどのように生み出されるのかに迫った。
写真協力◎公益社団法人日本武術太極拳連盟/OLI HAU OLI Office

第5章 第8回東京伝統武術交流大会「九節鞭ワークショップ」

変幻自在の鋼の鞭を操る秘訣─九節鞭に合わせて動く!

まるでマシンガンのごとく連発する破裂音と、変幻自在な動きで見る者を圧倒する九節鞭の演武。
その国内屈指の名手・曽根啓彰師のワークショップが、第8回 東京伝統武術交流大会の特別企画として開催された。
特集第5章では、その模様をお伝えすると共に、九節鞭を操る秘訣と尽きせぬ魅力に迫る!

曽根啓彰 Sone Hiroaki
栃木県武術太極拳連盟所属。第39回全日本武術太極拳選手権大会の男子伝統器械の部にて九節鞭で優勝。その他にも、各種大会で優勝及び入賞多数。国内屈指の九節鞭の名手として知られている。

コラム1 表演武術家第一世代が勢揃い!

全てが本物の迫力!
銀幕に輝く「表演技」

大ヒット本格中国武術映画『少林寺』。活躍したのは主演の李連杰はじめ、表演武術を専門に学んだ第一世代の武術家たちであった。
コラム1では、「映画と表演武術」の密なる関係を紹介しよう。
写真提供◎細川呉港

コラム2 遠藤靖彦(太我会)

伝説の初代王者が語る「熱き黎明期の武術(ウーシュウ)」

中国初の太極拳国際大会と日本初の全国大会、その双方で頂点を極めたレジェンド・遠藤靖彦老師。特集コラム②では、遠藤老師が表演武術の黎明期に肌で感じた、当時の参加者達と大会が織り成す、燃えるような熱い季節を語る!

コラム3 宮平保(天行健中国武術館)

本場中国で見た武術の姿とは!?「表演武術から生涯武術へ」

沖縄の実戦中国武術家・宮平保師は武漢体育学院に武術留学した際、彼の地の表演武術の姿を、その目で見てきた。特集コラム③では、宮平師に本場中国の表演武術事情、そして選手引退後も生涯武術を続けるための道筋を訊いた!

【巻頭】空手写真家/ 真星会主宰 宮崎真
空手と写真に相通ずる
「一撃必撮」の極意

伝統派空手、フルコンタクト空手、そして沖縄小林流空手。
あらゆる流派を超えた空手探求の場、「真星会」を主宰する空手家であり、読売新聞写真部員として長年活躍してきたプロの写真家でもある宮崎真師。この稀有なる「空手写真家」に、空手と写真、双方に通ずる極意を訊く!
写真協力◎宮崎真

【特別企画】武術格闘家による極意伝授道場!
菊野克紀の「誰ツヨDOJOy」
才能を超える4つのアプローチ法

「誰でも何歳からでも強くなれる!」というコンセプトにコミットするため、流派武術とは異なる学びの場として、武術格闘家の菊野克紀師が主宰する「誰ツヨDOJOy」。
格闘技と武術を通して学んできた知識と経験を、濃縮・解りやすくし、誰でも再現できるように教えているという、気になる稽古の現場を直撃取材!

【特別企画】國際松濤館空手道連盟館長・金澤伸明
最も"松濤館らしく"また"異質な"型
「ウンスー(雲手)」の型応用

スピード感に溢れ、豪快にしてダイナミックな動きが印象的な松濤館系空手の型の数々。
その中にあって、起伏の激しい変化に富んだ型として、多くの名選手が演じてきた「ウンスー(雲手)」。
この〝松濤館を代表する〟型・ウンスーの応用技法を今回、レジェンド金澤弘和宗家の後を担う國際松濤館空手道連盟・金澤伸明館長に解説いただいた。
華麗にして躍動感あふれるウンスーに秘められた“技”とは!?

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