津軽の剣武の文化
実体験できる特別ツアー開催!
参加者募集中! お申込み締切: 9月30日

「卜傳流」剣術をはじめ、
津軽に現存する各流派の剣術を体験!!
弘前城周辺に現存する武家屋敷などを散策し、
「武家文化」の歴史と魅力に触れる!

「尚武」の地として栄えてきた“武の聖地” 弘前の魅力と、貴重な剣術体験をぜひ現地で!


剣聖・塚原卜伝が伝えた剣術「卜傳流」、徳川将軍家指南役を務め、また現代剣道に多大な影響を与えた名流「小野派一刀流」、剣豪・富田勢源より連なる「當田流」、居合抜刀の祖・林崎甚介が創始した「林崎新夢想流居合」など、歴史に名だたる流派が現存する“武の聖地”~青森県弘前。

地政学上、ロシアなど北方への備えのため軍事都市として発展してきた津軽藩は、第四代藩主津軽信政の時代に、全国より名だたる武芸者や流派をこの地に招聘し、武道武術の振興に尽力したと言われています。17 世紀に集められた武道流派の数々が、中央と離れている地理的な要因も相まって、形を変えずに当時のまま現在にも多数残っているのが「津軽の武道」の特徴でもあります。その弘前の地で、数々の剣術を体験できる機会をご用意したツアーです。皆様のご参加をお待ちしております。

ツアーの魅力 「津軽の剣」と「武の文化」を同時に体験できる!

弘前の人々の気質や武家文化を知り尽くした小山師範が全面協力

代々、卜傳流剣術を継承する武家に生まれ育ち、弘前の地で育くまれた技法と文化を今に伝える小山隆秀師範(武術研究稽古会修武堂主宰・弘前市無形文化財卜傳流剣術継承者)に全面協力をいただき、この武道ツアーならではの「津軽の剣」と「武の文化」の両方をこのツアーでは体験、お楽しみいただけます。剣術体験での指導ご協力のみならず、現地に根ざした活動をされる師範ならではの、弘前の風土と歴史に根ざした武家文化などもツアーのエッ センスとして盛り込まれております。

このツアーならではの貴重な剣術体験会

「卜傳流剣術」を始め、「當田流剣術」、「小野派一刀流剣術」など歴史に名だたる流派が現存する弘前で、往時の武士達が言葉にならない感覚や理をどのように学んだのか追体験をしていただける体験会を実施いたします。(1日あたり2時間程度予定)

武家文化を五感で感じる
紅葉時期の弘前城・武家屋敷散策


剣術体験後、弘前城周辺の国選定重要伝統的建造物群保存地区として指定されている武家屋敷などを散策し、「武士の町」としての弘前の魅力に触れていただきます。また、ツアーの時期には弘前城敷地内にある弘前公園では、「弘前城菊と紅葉まつり」が開催予定。春の桜の時期とともに、この時期の弘前は一度は訪れていただきたいシーズンです。

粛々と伝承されてきた津軽の名流派を体験する!!

体験流派① 卜傳流剣術

「剣聖」と呼ばれた塚原卜傳高幹を開祖とする名流

戦国末期に鹿島神宮神官の家に生まれ、多くの戦いで無敗を誇り、多くの門弟を育成して「剣聖」と呼ばれた塚原卜傳高幹を開祖とする。17世紀に越前から弘前藩に伝来した後は、弘前藩士小山家で代々、伝承されてきた。幕末には竹刀稽古で他流と交流して戊辰戦争に参加し、近代以降は剣道と併修された。現在、弘前市無形文化財に指定されている。無駄打ちとならないよう間合い、拍子、調子を熟成し、自然力によって甲をも打ち割る技と左右へ変化する技が特徴である。

稽古内容(予定)

①刀(木刀)の扱い方と礼法の紹介
②基本の構えと刀法の稽古
③「表」一本目による歩法と間合いの修練(剣術諸流にも共通する理を体感しましょう)
④上記③をふまえたうえで組太刀「表」の形稽古

体験流派② 林崎新夢想流居合

山形新庄の剣豪林崎甚助が創流した居合

戦国末期に山形新庄の剣豪林崎甚助が創流し、17世紀に弘前藩へ伝来した古い居合。膝を接するほど近接した師が九寸五分の短刀で突いてくるのを、弟子が刃長三尺三寸の大刀でいかに斬り留められるかを主眼として稽古する。津軽では全国武者修行無敗をった浅利伊兵衛や、一戸三之助、小山次郎太夫らの達人を輩出した。平成初期から、旧藩時代の師範家で近代まで卜傳流と併伝していた小山家の近世史料や伝承もとに復元と研究稽古が行われている。

稽古内容(予定)

①大刀(刃長三尺三寸)の扱い方と礼法の紹介
②基礎となる座法「趺踞(ふきょ)」と発刀の体験稽古
③一本目の基本形「押立」の分解稽古(この流儀の初発の問いを追体験しましょう)
④上記③をふまえたうえで、相手をつけて「向身」の形稽古

体験流派③ 當田流剣術

一刀流、卜伝流と並んで、弘前藩三大流派の一つ

一刀流、卜伝流と並んで、弘前藩三大流派の一つ。江戸の剣客、當田半兵衛吉正が延宝8年(1680年)、津軽藩四代藩主津軽信政に剣術指南役として召し抱えられ、その後門弟の浅利伊兵衛が継承し、代々浅利家が継いできた。現在、弘前市無形文化財に指定されている。流儀の特徴は「敵に逢いて心と動作に少しも滞ることなく、流水の如く相手に接近して一撃に倒すことを本領」としており、形稽古では、師が三尺の大太刀を用い、弟子が中太刀や小太刀を使っている。

稽古内容(予定)

①刀(木刀)の扱い方と礼法の紹介
②基本の構えと刀法の稽古
③「表」一本目「諸上(もろあげ)」の形稽古(中太刀を使用した切組)
④「裏」二本目「波返(なみがえし)」の形稽古(小太刀を使用した切組)

本ツアーのナビゲーター・小山隆秀師範よりメッセージ

粛々と伝承されてきた津軽の古き各流派を
外部にご紹介するのは初めてのことです。
皆様のご参加をお待ちしております!


現在の武術・武道の多くは、コーチングなど、洗練された教授法で稽古が進むと思います。しかし津軽の古流は、近代以前の師資相承が色濃く残る稽古をしております。今回のツアーでは、往時の武士達が言葉にならない感覚や理をどのように共有し学んだのか、追体験していただける貴重な機会になるかと思います。

特に私は、稽古で集中してきて本質的な内容になると、どうしても津軽弁に戻ります。その様子もご笑覧ください。

小山隆秀 武術研究稽古会修武堂主宰・弘前市無形文化財卜傳流剣術継承者。1969 年青森県弘前市生まれ。旧弘前藩で代々、卜傳流剣術および林崎新夢想流居合の師範家を務めてきた家に生まれる。5 歳から、卜傳流宗家の祖父秀雄(剣道範士七段)と父秀弘(剣道教士八段)に師事して同流剣術を、6 才からは北辰堂で、祖父および父、岩田夏岳氏、佐藤兵衛氏、斉藤勝七氏、川崎昭三氏、高橋長夫氏ら小野派一刀流師範から剣道を学び各種大会へ出場。2004 年、家伝の研鑽と各古流再生のため、異なる様々な武術や武道と交流する「武術研究稽古会修武堂」を設立。毎週一般向け無料稽古会を実施。公立博物館学芸員、弘前大学非常勤講師・客員研究員として勤務する傍ら、民俗学専攻を活かして、近代日本の身体と武術の歴史的変容についても実践的研究を行っている。 ●武術研究稽古会 修武堂 http://bokuden-1969.amebaownd.com/

小山師範に津軽の武道文化を語っていただいた特別記事を
期間限定にて無料公開中!是非ご覧ください!


代々、卜傳流剣術を継承する武家に生まれ育ち、本州最北の地で育まれた技法と文化を伝える小山隆秀師範。今回は、歴史上、「尚武」の地として栄えてきた〝武の聖地〟弘前の風土について小山師範を直撃。剣を手にして、〝北〟へ向かい、同地の歴史と文化を訪ねてみよう! (月刊秘伝2022 年9月号巻頭インタビュー記事)

日程表

10月29日(土)

09:00(特別プラン)※1弘前駅中央口改札ご集合・ 移動
09:15道場に到着後、着替え・見学準備等
09:30【演武見学と師範による解説】
12:00昼食休憩 ※各自ご負担
12:30(通常プラン)弘前駅中央口改札ご集合・移動
12:45道場に到着後、着替え・体験準備
13:00【稽古体験】流派の体験(各15名)
15:00着替え後、弘前城へ移動、到着後下車観光
15:30【津軽の武家文化観光①】
強大な防衛力を誇った名城「弘前城」散策
※「弘前城菊と紅葉まつり」開催中
17:30ホテルへ移動
18:00ホテルチェックイン後、自由行動
18:30有志の方で流派師範と会食予定
※別途6,000円を現地にて集金させていただきます。

※1 (特別プラン)は当日9:00 に弘前駅に集合が可能な参加者への【演武見学と師範による解説】をご用意いたしました。ご参加は自由、参加費は無料です。お越しいただける方は是非ご参加ください!
※本ツアーは、10/29 弘前駅集合・10/30 弘前駅解散のツアーとなります。

10月30日(日)

08:45チェックアウト後 、道場へ移動
09:00道場に到着後、着替え・体験準備
09:30【稽古体験】流派の体験(各15名)
11:30着替え終了後、昼食箇所へ移動
12:00昼食休憩
13:00弘前城周辺へ移動、到着後下車観光
13:30【津軽の武家文化観光②】
江戸時代の景観が現存する武家屋敷街や有事の防衛拠点ともなった禅林街など散策
17:30弘前駅へ移動
17:45弘前駅到着後、解散

ご旅行条件

To Japanese martial arts fans living in Japan

Please be sure to read our website  and this "Travel Guide"(PDF) before applying for this tour.
https://webhiden.jp/sp/hirosaki/hirosaki_condition_v2.pdf

■旅行企画・実施 
株式会社JTB 東京中央支店 観光庁長官登録旅行業第64 号(一社)日本旅行業協会正会員
■企画・宣伝協力 
株式会社BAB ジャパン 月刊秘伝

お申込み・お問い合せ先

株式会社JTB 東京中央支店 営業二課 
東京都千代田区大手町2-2-1
総合旅行業務取扱管理者 嶋根 孝行
担当:渡邉 孝将
E-mail:t_watanabe153@jtb.com
TEL:03-6737-9282 
FAX:03-6737-9285 
営業時間:月~金曜 9:30~17:30(土日祝休)

※コロナウイルス感染拡大防止の為、在宅勤務をしております。
 勝手を申しますが、お問合せの際はEメールでご連絡くださると幸いです。

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登録後、ツアーの申込に進む際に下記の「パスコード」が必要となりますので、申込画面の案内に従い、ご入力ください。

URL:https://www.jtb-oa-sys.com/
パスコード: e6f5JMoz2H

武の聖地・弘前にて皆様のお越しを
心よりお待ちしております

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