沖縄復帰50周年、船越義珍による空手本土普及100周年、琉球処分150周年。
数々の歴史の節目が重なったこのメモリアルイヤーに、沖縄人の魂と呼ぶべき身体文化遺産である空手の過去から現在、そして未来までを見通す。
東京オリンピックで世界的な競技として認知された、空手の真にあるべき姿とは?
第2回沖縄空手世界大会をはじめとする、沖縄空手の最新情報から古来の術技まで、空手のオリジンたちが今に受け継ぐ熱き伝統の息吹を、聖地沖縄より直送しよう!
書店では、今月号だけでなく秘伝誌のバックナンバーを始め弊社の書籍、DVDもお取り扱いお取り寄せが可能です。是非書店でお手にとってご覧ください。
本土に空手が伝わって以降も、独自の特色を維持し発展してきた「沖縄空手」。
しかし、年月の経過とともに「競技化」の波は沖縄空手にも及んでおり、そこには利点も課題も見出すことができる。
特集序章では、空手研究家にして、8月に開催された「沖縄空手世界大会」那覇手系シニア男子の部門で優勝した嘉手苅徹氏に、沖縄空手の歴史とともに、未来への展望を示してもらった。
沖縄空手の一大祭典「第2回 沖縄空手世界大会」。
特集第一章では、大会参加選手たちの激闘絵巻と、大会後に開催された達人セミナーの盛況模様を、現地沖縄より徹底レポートでお届けしよう!
期日◎2022年8月1〜8日
場所◎沖縄県立武道館・沖縄空手会館
主催◎第2回沖縄空手世界大会実行委員会
かつて沖縄空手界きっての実戦派として名を馳せた上原恒館長と、沖縄の実戦中国武術家・宮平保師の出会いから始まった遥かなる空手探究。
特集第二章パート1では、宮平師が上原館長の遺した直心館道場を訪問し、その後継者である宮里信光師と沖縄空手×中国武術対談を繰り広げる!
沖縄を原点とする空手は、今や海を超え、世界中の人々を魅了している。特集第二章パート2では、松濤館流の空手家にして理学療法士でもあるダニエル・マードン氏が、上地流範士九段・桃原慶長師の泡瀬水明館を訪問する。
沖縄空手界の重鎮と青い目の空手家による日仏空手対談、ここに開幕!
棒、サイ、ヌンチャク、トンファー、エーク、テインベー、鉄甲など沖縄古来の独特にして多彩な武器術を伝える琉球古武道。
本特集のトリを飾る第三章では、第2回沖縄空手世界大会にて「古武道(棒)」の部で見事金賞(一位)に輝いた平良美奈子師に、琉球古武道の魅力、そして沖縄武女子としての矜持を訊いた!
専一に技術・技法の追求を行い、その術理の公開については極力抑えられてきた大東流の「合気」。
しかし、元幸道会教授代理、七段位にして「大東流合気柔術秘奥義之事」の巻物まで授けられたロイ・ゴールドバーグ師は、その秘密主義を廃し、セミナーや動画での合気技法の一般公開に踏み切った。
コネチカット州に居を定め、大東流の普及発展に尽力するゴールドバーグ師の目指すところを訊いた。
名人・陳発科の直系となる陳式太極拳第十二代伝人、また陳発科が心意拳の胡耀貞とともに創った陳式心意混元太極拳第三代伝人である太極会・堀仁彦老師。
この度、堀老師が師事した伝説の実戦太極拳家・馮志強老師より伝承されし“内功武術としての太極拳”とその精髄について伺った。
八極拳・劈掛拳・翻子拳・戳脚という四つの門派を統合し、達人・馬賢達を輩出した中国・西北武林の名門、馬家伝統の「通備門」。
その薫陶を、武術エリートが集う西安武術学院で受けた田春陽老師が、自ら提唱する〝武道元〟理論に基づいて分析する、激発なる身法とそこから生み出される発勁の威力とは!?
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