今や、視聴時間においてテレビに匹敵するほどの一大メディアとなったYouTube。
そこでは、数多の武術・武道に関する動画も公開されている。
本特集では、「武術と動画メディア」の関わりの変遷を紐解くとともに、YouTubeで自身の技や身体操法の極意を発信している武術家に 登場いただき、そこに込められた思いについて語ってもらった。
さらには、読者アンケート&本誌編集部厳選の「オススメ武術・武道チャンネル」では、王道からディープなものまでを一挙紹介。
武術家、そして武術愛好家にとってのYouTubeの活かし方をここに示す!
書店では、今月号だけでなく秘伝誌のバックナンバーを始め弊社の書籍、DVDもお取り扱いお取り寄せが可能です。是非書店でお手にとってご覧ください。
武術の技の多くは、長く、弟子たちや同じ門派の者にしか伝えられないものであった。しかし、録画機器の発達やビデオの普及に伴い、武術の名人・高段者の動画がパッケージ化され販売されるに至り、多くの愛好家たちの目に入るようになっていった。そして現在、YouTubeでは日々、数多くの武術・武道の動画が公開されている。特集序章では、武術史を専門とし、自らも武術を修める池本淳一氏に「武道と動画メディア」の変遷と、これからの可能性について解説してもらった。
ジークンドーファイナルステージの体現者・石井東吾師、リアルアクション道を極めし、ウェイブ使いの戦闘者・坂口拓師、今YouTube界で話題沸騰の「2人の達人」による特別コラボが実現! 遠間から神速で打ち込むジークンドー・オリジナル派と超接近技法による戦闘制圧術、それぞれの技法と力の使い方をここに公開!
近年、YouTubeを新たな活躍の場として、様々なアプローチを試みる武術家、武道家も少なくない。武術という一種マニアックな世界とエンターテイメント性、本来秘匿される“秘伝”という技術の公開、ネット独特な世界観……、そこで培われるモノとは何か、「古武道浅山一伝会」を配信する関展秀師範の撮影現場を訪ねてみた。
17万の登録者数を誇る合気道神武錬成塾のYouTubeチャンネル。白川竜次師範を中心としたメンバーで定期的に新しい動画をアップし、公開している。動画には、常に国内外から大きな反響があり、「本当の合気道のすごさ」を伝えることの重要性を実感しているという。稽古を積み重ねた洗練された動き、柔らかくダイナミックで美しい合気道を発信することへの思いを白川師範に聞かせてもらった。
今や群雄割拠の様相を呈する武道・武術系YouTubeチャンネル。それらを100パーセント楽しむために、やはり最新トレンドは押さえておきたい。特集第三章では、本特集に先立って行われた「読者オススメチャンネル」投票で選ばれた人気チャンネルと、合わせて投稿いただいたコメントを一挙公開!さらに編集部が独自にセレクトした、秘伝的オススメチャンネルを紹介しよう!
特集の最後は、弊社BABジャパンが制作、運営しているYouTubeチャンネル「BUDO JAPAN CHANNEL」を紹介する。武術・武道や身体操法の様々なジャンルを網羅し、その技法の一端を、実践者、そして愛好者の方たちにお届けしている本チャンネル。「月刊秘伝」とともに、武道・武術、身体操法の奥義に迫る入り口として、ぜひ活用いただければと思う。
拳にはバンテージのみを巻き、通常格闘技の禁じ手がほとんど許される 「地球上で最も危険な格闘技」と言われるミャンマーの伝統格闘技・ラウェイ。
その一方、最後まで立っていれば“二人の勇者”として讃えられる「神聖で最も 美しい格闘技」でもある。
2016年から、ラウェイに挑戦する選手や大会関係者を追う ドキュメンタリー映画『迷子になった拳』を撮った今田哲史監督に、お話を伺った!
命のやりとりをする武士の世界から生まれた武術。 そして、刀という武器を用いる居合。 現代において、それを学ぶことの意味とは何なのか?
日野晃師は、その意味を自身に問いながら、 心身の鍛錬に活かすために居合稽古を取り入れている。
今回の取材では、〝感覚を研ぎ澄ます〟ために 居合稽古をどのように活かしているのかについて解説してもらった。
YSPC Martial Arts Academy代表・渡邊康人師が “武道の邪道”56個の解決策(答え)を提示した好評連載 「私たちのプランC」。
本誌2021年2月号で幕を閉じた本連載の 特別版として、今回、渡邊師に武術・護身・メンタル強化改善のための YSPC流“姿勢の超常識”について紹介いただいた。
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