全日本忍者手裏剣打選手権大会で史上初の連覇という偉業を成し遂げ、一躍忍者界のスター的存在となった弥圓佐助。
そして、この若き天才忍者を育て上げた四季の森忍術道場を率いる大和柔兵衛師。今注目の忍者師弟が語る忍びの本質と、師弟の絆が紡ぐ忍者の未来に刮目せよ!
圧倒的な知名度を誇る忍者の二大ブランド、それが伊賀と甲賀である。
なぜこの二つが忍びの聖地と成り得たのか?
序章では、忍者研究の第一人者として秘伝誌でもお馴染みの山田雄司教授が、伊賀と甲賀の謎を徹底解説する!
フィクションではない、本物のリアル忍術を誰もが学べる時代がやってきた。
甲賀流伴党二十一代宗師家にして、日本古来の忍術の真伝を今に受け継ぐ“最後の忍者”川上仁一師が実技監修を担う、次世代の忍者養成システム「忍道」。
第一章では、「忍」を以て「和」を成す、この新たなる忍びの道の全貌に迫る!
かの真田十勇士のモデルになったともいわれる、上州忍者軍団「吾妻衆」。
その家筋に連なる者として、失われかけた密の技を現代に蘇らせた伊与久松凬師。
第二章では、伊与久師が傳え起こした「甲陽忍傳吾妻流躰術」に纏わる歴史秘話と、中国武術の極意にも通じる、独特にして神妙なる忍びの身体運用法を紹介しよう!
“忍者市”こと三重県伊賀市公認の忍者として、伊賀流忍者博物館で年間約1200回ものステージをこなしている「伊賀忍者特殊軍団 阿修羅」。
本物の武器を使用する迫力のパフォーマンスは、海外での評価も非常に高い。
第三章では、その頭領である浮田半蔵師に世界へ発信する忍者の魅力を訊く!
身体ひとつで、壁やフェンスを跳び越え、屋根から屋根に跳び移っていくパルクールのトレーニング法を、全3回にわたり紹介するシリーズの第2回。
「心身を鍛えるプロセスである」というパルクールは、まさに“現代の忍術”と言われるにふさわしい。
パルクールのプロ・佐藤惇氏による解説とともに、「身体操作」探究の道を進んでいこう。
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“忍者の聖地”伊賀に手裏剣打の猛者たちが集結!
忍者のイメージの代名詞である手裏剣をスポーツ化して定着しつつある本大会。
とはいえ、そこは忍びの者たちの競技、ルールを制定したのが“甲賀流忍術”を継承する川上仁一師とあらば、一打のうちに極限状態を生き抜く「忍術の教え」が潜んでいる!?
日本を上回る海外の忍者人気。彼らはなぜ忍者に魅かれるのか!?
本誌でもお馴染みの“青い目のサムライ”ウィリアム・リード師が外国人の視点から観た忍者の魅力と、その秘めたる可能性を語る!
〝捌ける空手〟を身につける!
梁山泊空手道連合を主宰する富樫宜弘総帥は、〝柔らかい空手〟を提唱している。それこそが、武術として優れた技術を生み出し、真に使える護身術に繋がるものである、と。
しかし、それは単純な脱力のことではない。武術に必要な〝強靭〟を内包した〝柔らかさ〟でなくてはならない。
実践に耐えうる〝柔らかさ〟を身につけるべく、梁山泊空手の技法群の中から、その幾つかをここに示す!
空手家にして、長年、療術家として活躍されてきた中山隆嗣師。
ヨガやピラティスのインストラクターである一方、合氣道も研鑽する中村尚人師。
今回、初顔合わせとなる中、その辿ってきた道は違いながらも、どこかしら相通じるものが感じられる両者。はたして、そこには思いがけない共通項が続々と見出されていった。