武術という山は富士山のような独立峰ではなく高低も難易度も様々な連峰であることを振武舘で思い知りました。自分の今いる場所は師と同じ山か? そして同じ道の上にいるか? 目で確認できないそれは常に型と道具と稽古相手に問いかけ続けないと自覚すらなく道を外れてしまう。指導が師一人のみの理由、礼儀を守る理由、武の厳は苦痛に耐える事と別次元であること。先生に出会わなければ決して知らなかった世界を沢山教えて頂きました。
(散歩牛)
昔、尼崎の講習会とそれが縁で大宮にお邪魔しました。埼玉の演武会でもお話しさせて頂きました。槍についてかなり興味を示されており沢山のお話をさせて頂きました。これだけ修められた先生なのにまだまだ学ぶ意欲が凄いのか、という印象があります。その姿勢に憧れていました。
(春将館 髙島将樹)
初めて、黒田鉄山先生の動画を拝見した時の衝撃は、今でも鮮明に覚えています。残念ながら、直接お目にかかる機会は無かったのですが、力を抜いて型を一つ一つ丁寧に稽古をされておられるお姿を通して、古武道を学ぶための心得を教えて頂きました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
(小田しま)
型稽古でこそ磨き上げられる事ができ、行きつ戻りつしない、曖昧さのない、ごまかしのない、稽古があることを体現して下さり、それを開示して頂けたことは、大げさでなく人類への希望だと思います。
(明鏡)
黒田鉄山先生は、あの素晴らしい技を映像と書籍で私に残してくださいました。
(峯)
壁にぶち当たった時などに幾度となく見返しているDVD。その都度、新たな気づきを頂けている。今後も自分の成長に合わせて様々な事を気づかせて頂ける事だろう。ありがとうございました。
(空手修行中)
古の武術家の逸話を読みますと、日本で生まれ育った私でも最初は実話だとは到底思えず、自分自身が西洋的身体操法でしか動けない事にすら無自覚でした。そんな私が黒田鉄山先生の書物や映像作品に触れ、身体運用の緻密さ、身体操法の発想の違い等、そもそもの前提の違いを知り、自身の無自覚を恥ずかしく思ったものでした。
(Junya)
月刊「秘伝」や動画を通し大変お世話になりました。脱力の意味さえ間違えていなければ、「ああ、チカラを入れたらダメなんだな…」程度の認識と脱力で相手が真下に潰れたり、触れた腕が離れず相手がエビ反りになったり何故か答えが先に来てしまいましたが、再現性と体系化が至難の業でした。とは言え、型では消して見せるも遊び稽古ではあえて付け入る隙を残して下さる優しさ、文章と文章の間を読む等々…有意義な時間でした。
(ロバくん)
稽古が終わり、黒田先生が道場を退出されるとき、神拝して礼をする、その姿の美しさがとても印象に残っています。心がこもった礼とはこれほど美しいものかと憧れて、その背中を追いかけて稽古を続けて参りました。立ち居振る舞いや技のみならず、なにより剣に生きるその生き方が美しいと感じたのです。お会いできて、御指導いただくことができて、本当に感謝しております。先生、どうぞ安らかにおやすみください。
(どこかのお城)
Youtubeで初めて動きを拝見したとき、いわゆる一般的なスポーツの動きとは異なることがひと目でわかり、大変な衝撃をうけました。鉄山先生が発信してくださった情報は、今後の世の中のスポーツ、武道、日常動作までも影響を与えるものと思います。もう直接お会いすることができず残念です。ご冥福をお祈りいたします。
(ふじの町)
甲野善紀先生から黒田鉄山先生の高度な技術のお話を伺ったのをきっかけに知り、映像で見る黒田先生の文字通り目にも止まらぬ速さに驚愕させられました。達人技の存在を証明したという点だけでも大きな功績を残されました。この点私の取り組む空気投げ研究にも影響が無かったとは言えません。さらにご子息やお弟子さんの方々に本物の技術が受け継がれたことも大変素晴らしく、勝手ながら感謝申し上げます。
(空気投げ研究家 田島大義)
30年以上前に私の空手の先輩が黒田先生のところに通われており、その関係で黒田先生のことを知り、ビデオや書籍を見させて頂くようになりました。黒田先生の存在が現代における日本人の型の認識を爆発的に引き上げたのではないかと思っております。黒田先生は日本が世界に誇る真の達人でした。今まで本当に有難うございました。黒田先生の御冥福をお祈りしております。
(日本空手道神居塾 代表 栗田昭宏)
私は高校生の剣道家です。黒田鉄山先生の抜刀をYouTubeで初めて拝見した際、未熟者ながら衝撃が走りました。黒田先生の技を間近で見ること、あわよくば受けることが私の夢でした。今はもう叶いませんが、黒田先生の言葉や技術を忘れずに自己鍛錬に励みたいと思います! 数々の記録を残してくださったこと、本当に有難うございました! ご冥福をお祈りいたします。
(コウサカ)
もう20年くらい前になるでしょうか、最初に鉄山先生の輪の太刀の動画を拝見した時は感激しました。こんなに軽々としかも速く、そしてその速さは我々が普段感じている速さとは別次元で不気味とも荘厳とも表現できないものでした。これが古武術と云うものなのか! 術の世界とはこういう事をいうのか! 見よう見まねで体得できるものでは無い。いつか実際に手ほどきを受けられたらと思っていたものでした。
(Kume-Sen)
直接ご指導いただいた者です。ただたださみしく、もう一度お会いしたい思いでいっぱいです。直接手を取り体に触れさせやって見せて言葉聞かせて、体当たりの指導というのでしょうか。武術家の厳しさも、人間味ある優しさも、偉大なかたでした。人間の存在のすぐれたあり方について、楽しみつつ、武術の型を通して具体的に検証を繰り返すというのが、ご指導の特徴だったように感じています。先生に深く感謝と、哀悼の意を捧げます。
(かわったひと)
お宅に一歩踏み入れると、ふつうの人でした。達人も普段着を着るんだ・・・と稽古着以外の姿をはじめて拝見したときの事を昨日のように思い出します。『仏様のお水を毎日妻が代えてくれるんですよ』なんて、仏壇に向かい照れながらお話しくださいました。子供の頃は肥満で運動ができなかったことなど、今では想像つかない事を明るく開示くださいました。カッコつけない気さくな人柄に惹きつけられました。
(バカボンのパパ)
32年前の入門以来大変お世話になりました。若い頃からの先生との数多くの記憶が頭の中を去来いたします。弟子の中で多分一番叱られた出来の悪い小生を、諦めずに最後まで指導して頂いた事には感謝以外の言葉が見つかりません。心の底から本当にお礼申し上げます。ありがとうございました。ご冥福をお祈り申し上げます。
(増田 学)
大変参考になりました。本物の速さをお持ちの方だったと思います。私の術理とは、違う速さですので、できれば一度お会いして技を受けてみたかったです。
(べー)
一般講習会に参加させていただきました。「もう次に見学はない、入門だ」とお言葉をいただき、コロナ禍がきてあれよあれよと時間が過ぎてしまい最初で最後の出会いであり、最高の体験でした。奥深く楽しい武術の世界を見せてくださり感謝でいっぱいです。
(ペケポン)
型というものの捉え方について、現代の武術界に大きな影響を与えた先生だと思います。黒田先生が示した型は、私を含め多くの型稽古をする人の希望になりました。
(ゆるりん店長 武術×整体)
私は剣道の身体操作で色々と悩んでいた時に、力の否定、等速度のお話などを聞いてこれだ!と思い、取り入れて今に至っています。直接ご指導いただくことは叶いませんでしたが、黒田先生が遺してくださった動画や書籍を通して稽古に励み、努力してまいりたいと思います。
(なべ)
私が黒田先生の居合術精義の本に出会ったのが18歳の時。形について細やかに丁寧に写真付で説明されてるのは読んでいて本当に驚きました。投稿映像等で拝見すればする程難しく、楽しく思え、古流について更に深みを与えて下さる、直接演武会や講習会で会ってみたかった先生でした。
(ハバキ)
いつか稽古でその技を体験し、お話しを聞きたかったです。私の武術の概念を変えてくださいました。著書は私のバイブルです。
(双子兄)
黒田先生の演武で古流剣術や居合にすごいものがあると知ったのはまだ武道始める前、十代の頃でした。
(みんみんぜみ)
正に達人でした。先生の武術に対する考え方に感銘を受け、少なからず私にも影響を与えていましたから。
(本格格闘甲冑集団 -式-)
人々の記憶から無くなったのが本当の死だとするならば黒田鉄山先生はどこか誰かの心のなかでずっと生き続けるんだろうと想う。
(TANK師範)
黒田鉄山先生の動画を何度も見て、自分も同じ事をしてみたり、演目中に取り入れたりしておりました。日本にベリーダンスを広めた第一人者・海老原美代子先生からも、当時の黒田先生のお話を聞き、恐れ多くも、身近に感じている存在でした。
(大江ジャスミン由佳)
大学生の頃、一度だけ黒田鉄山先生の講習会に参加しました。全てが色褪せて見えるぐらい、本当にカルチャーショックを受けた術の数々。居合の考え方が根本的に変わりました。
(旅庵日記)
黒田先生の剣は誰よりも速く、そして美しかったです。これほどの業前を持った武人は、もはや二度と現れないでしょう。しかし、私の中では黒田先生は永遠です。
(伊烏)
「居合とは剣術中の精髄である」
「体力・筋力はどこにも使い途がない」
「だから力の絶対否定と言っている」
「遅速不二。速い・遅いということはない」
共感できるお話ばかり。
一度ご指導を受けたかったものだ。
(中妻穣太:板橋武研)
まだ、武術家として独立する前、家業(柔道整復師)と道場を両方やっておられた頃、大宮の道場のほうに伺い、(受け身や柔術の)基本の技の教えをうけたことがある。80年代後半か90年代初めの頃。お若く「大宮なまり」があった、朴訥とした先生で当時はあられた。
( 犬飼刀語)
演武会で実際に異次元の動きを見たときは、本当に驚きました。畳一枚で何回受け身をできるか、練習した日々が懐かしいです。
(若竹直英)
ほんの少し、黒田鉄山師範の道場で稽古出来た事が私の財産です。仕事の勤務変更(また変更)で通えなく成った。その少ない時間で得た財産を現在の道場で活かして居る。先日も黒田鉄山師範の稽古はこんな感じ……と説明して居ました。
(平松鋼)
黒田先生を知ったのは10代の頃だった。武術には技とか術とかの、面白い世界があるらしいと知った。強弱とかよりも、それに興味をもった。
(ひきど)
黒田鉄山先生の「力には限りがあるけれども技には限りがない……」という言葉、とても身に沁みます。
(弓箭弦音)
黒田先生にお会いしてなければ、武術の素晴らしさを一生知ることはなかったと思います。ありがとうございました。
(匿名希望)
諸事情で黒田先生に直接師事はできませんでしたが、先生の「輪の太刀」を目指して、廻剣素振りを毎日やっています。
(赤音)
古流武術の巨星、翔ぶ!黒田鉄山
「武術的身体」の極意は永遠なり!
◎第1章 『月刊秘伝』がともに歩んだ“武術的身体”の軌跡
「黒田鉄山という可能性の証明」
◎第2章 甲野善紀師特別寄稿
「『秘伝』の師範たちが捧ぐメッセージ」
◎第3章 振武舘門弟たちが語る我らが師黒田鉄山
「“消える動き”の極意世界」
◎第4章 後継者・黒田泰正に手渡された武の遺産
「“神速”のレガシー」
◎第5章 永遠に生き続ける達人の勇姿
至極の型から生まれる精妙なる身体運用を体現した黒田師範の動きは、まさに“神速” と称されるにふさわしく、その“見えない動き” は多くの後進たちの憧れと指針でした。
DVDシリーズ、4つの著書を本誌巻末ページと、特設サイトにてご紹介。
是非、この機会にお立ち寄りください。
あらゆる武道・武術の「秘伝」に迫る専門誌
1990年に創刊した日本初の古流武術の魅力を探る専門誌。柔術、剣術、居合・武器術…現代武道のルーツである古流武術から合気武道・柔道・空手等まで多角的に捕らえ独自の切り口で紹介していきます。公的団体から、民間武術道場まで、日本全国多数の武道武術関係者と長年にわたる交流を重ね、信頼協力関係を築いてきた上、「武道ツーリズム」普及・振興にも取り組んでおります。
●月刊(毎月14日発売) ●A4変形判
●約148頁 ●定価:1,000円(税込)
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