古流武術界の至宝、黒田鉄山師範と現代を代表する空手家の一人、中達也師範。
NHK『明鏡止水 ~武のKAMIWAZA~』でも共演した達人二人による、夢のコラボがここに実現!
超一流の空手家が体験する“察知不能”の神速の世界。
力では辿り着けない、武術の極意が凝縮された超次元の交流稽古が今、幕を開ける!
書店では、今月号だけでなく秘伝誌のバックナンバーを始め弊社の書籍、DVDもお取り扱いお取り寄せが可能です。是非書店でお手にとってご覧ください。
黒田鉄山師範と中達也師範、破格の達人同士による今回のコラボ特集。
古武術と空手、それぞれのジャンルにおける達人たちが交わるクロスポイントにはかつてない武術の奥深さと楽しさが生まれるだろう。
まず序章では、両師範のこれまでの軌跡と最新の活動状況を紹介しよう!
振武舘に伝わる型のエッセンスを抽出し、その本質をシンプルな形で検証・練磨する集中稽古法が「遊び稽古」だ。
特集第一章では、黒田師範の指導の下、中師範が柔術の「遊び稽古」を体験!
「力の絶対否定」が導く極意の身体────それは中師範にとって、未知なる超次元の武術理論であった。
振武舘において、「剣術中の精髄」と位置づけられる居合。
それは全身の動きを完全一致させる、超高難度の術技の結晶だ。
交流稽古前半の「柔術編」に続く、後半の「剣術・居合」編では、空手家の中師範も剣を手に、黒田師範が示す神速の世界を体感する!
かつて、黒田師範の祖父・泰治師範は「武術は断じてスポーツにあらず」と語った。
加速度を旨とする競技に対し、武術は等速度の動きを目指す。
特集第三章では、古武術と空手の超一流の達人たちが“ゆっくり動いても速い”という、武術ならではの領域を語り合う!
まさに夢のような交流稽古を終えた達人二人。
濃密な時間を共有した黒田師範と中師範に、最後の締めとして此度の所感を綴っていただいた。
今回、御登場いただくのは、ネットにおける元K1選手の小比類巻貴之氏とのコラボや菊野克紀氏の主催する「敬天愛人アマチュア大会」などを通じて「中国武術そのもので戦う若き継承者」として注目を集める、河北拳舎の大貫陸師。
中国・河北形意拳の正統継承者でありながら、積極的に外部の武道家、格闘家と交流し、試合などへも出場する若き挑戦者の実像に迫る。
「神武不殺」という理想のもと、表裏一体の殺活術を醸成した日本の古流柔術。その「殺法」の中でも、高度に研究、研鑽が図られたのが「当身(術)」である。
そんな古流柔術の「当身(術)」について、今回、国際水月塾武術協会の小佐野淳師範に、その奥深さに触れる御寄稿をいただくと共に、数多の古流柔術の中でも他に類を見ないほど当身主体の体系を誇る、「柴真楊流柔術早業」と「柳生志限流柔拳法(次号にて掲載予定)」という貴重な二流議の一端を、本誌初公開いただいた。
ある意味、本邦古流柔術のイメージを刷新する、未曾有の「当身拳法」に刮目されたい。
筑波大学弓道部は、全国大会の決勝トーナメント常連の強豪である。さらに近年は、稽古時に最新の映像機器を活用し、的中率の向上に繋げているという。2021年は、男子団体でインカレ(全日本学生弓道選手権大会)準優勝、女子はインカレ優勝、学生選抜でも初優勝という結果を残した。
映像機器の活用とともに、弓の曲がり・ねじれや足圧を測る機器を用いて、適切な射に繋げる筑波大学弓道部の取り組みについて、松尾牧則監督と現役部員に尋ねた。
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