月刊秘伝10月号が、9月14日(月)発売となります。
本号の特集では、"マインドフルネス"の観点から、心を解き明かし、心を御する「心法」に迫りました。
特集第一章は「マインドフルネス対談」。"いま"の自分に気づくこと。"いまここに"集中すること。心身を整える手法として様々な分野で取り入れられている「マインドフルネス」の核心について、「心の専門家」である湯川進太郎氏と松村憲氏のお二人に語り合ってもらいました。
続く第二章では、YSPC・渡邊康人氏が「武術的"心"発"身体"アプローチ」として、決断力の重要性を具体的な身体操法を用いて解説! 第三章は、オリコン1位に輝いたこともあるパンクバンド「SNAIL RAMP」のフロントマンであり、43歳にしてキックボクシング王者にも登り詰めた竹村哲選手に「折れない心を支えるもの」について聞きました。そして、第四章では、精神的な問題から、脳、そして身体へと影響が及び、運動障害として顕在化する「イップス」のメカニズムと克服法を解析!
特集の最後を締めくくる第五章では、30日間の「不食」を完遂した俳優の榎木孝明氏の心の在り方に、民族活動家の鈴木邦男氏が斬り込み、なぜ「不食」を行ったのか、さらには引き際の美学や潜在能力の引き出し方まで、心の常識に囚われないことで広がる可能性が明らかにされました。
特別記事にも注目記事が目白押しです! 最強のブルース・リー コレクター デビッド・タッドマンが、世界中の人々の心を掴んだ、不世出のムービースターにして、マーシャル・アーツの理想形でもあるブルース・リーを語り尽くします。
続いての記事は、柳生心眼流を長きにわたって修め、古伝の鍼術を以て多くの患者を治療してきた、「武医同源の技」の体現者・吉田朗師範が、鍼術と武術について紹介します。今号では前編として、古伝の鍼術の技法から、武術における"気の技法"について考察します。
また、松原秀樹師による「松原式 肩甲骨コンディショニング」の記事では、肩甲骨が身体においていかなる位置づけにあり、それが人体の健康及び身体パフォーマンスにどれほど影響を与えるかについて提示しています。
さらには、システマについて取り上げます。今回は"システマツインズ"こと双子シニアインストラクターのアダム&ブレンダン・ゼットラー兄弟によるセミナーを、システマ大阪の大西亮一代表が解析。「自由を模索する心身の作り方」が示されます。
日本武道学舎 吉田始史師による、全てのスポーツ、身体操作、健康につながる土台となる「姿勢への意識改革で作る強い体幹と軸」も、要注目記事です。
他にも、・重心移動で生じたエネルギーを捉えて活かす方法を語り合う鼎談「重心力調整メソッド」後編、・今年7月に行われた「松田隆智先生三回忌追悼演武会」記事、・ギリシャ出身のミリアレシス記者による「日本古武道振興会80周年記念」レポート、そして連載記事陣もお見逃し無く!
「秘伝10月号」は9月14日(月)発売です。全国の書店、ネット書店、秘伝ウェブショップなどでお求め下さい。