秘伝トピックス

『月刊秘伝』11月号が、10月14日（火）発売となります！
今月号の特集は「歩法」。日本武術的に言えば「足捌き」です。それは、武道・武術において極意的な意味合いを持つ重要なファクターであると同時に、単に「歩行」としても我々の日常生活において欠くことのできない基本的な身体動作の一つです。

今特集ではこの「歩法」をキーワードとして、「武術における"歩の極み"」を岩間統正師（太気至誠拳法）に、「心身調整における"歩の極み"」を中村尚人氏（エボリューションウォーキング®）に、「日常歩行における"歩の極み"」を成瀬雅春師（ヨーガ行者）に、「身体開発における"歩の極み"」を小用茂夫師（刀禅）に、そして「伝統芸能における"歩の極み"」を津村禮次郎師（能楽師）にと、本誌が推す最有力の識者に御紹介いただきました。



今月号では故・松田隆智師範の一周忌特別企画として、映画「刑事物語」シリーズで松田師に武術指導を受けた俳優・武田鉄矢氏のインタビューが実現！　松田師と武田氏の在りし日の交流や、「アクション映画で欠片でもいいから本物の武術を見せたい」との、武田氏のアクターとしての情熱とアクションへかける熱い思いが、記事を通して溢れ出ています。

また今月号は空手関連記事も充実！　大学空手部の草分け・慶大空手部に遺された「"日本空手道の父"船越技珍の空手」について、井脇宣弘氏について語っていただいた他、７月14日より空手発祥の地・沖縄で大盛況のうちに開催された「第二回沖縄伝統空手・古武道国際セミナー」のレポートも掲載。そして、空手の祖たる沖縄土着武術"手（ティ）"の武質、実戦性が強く追求された「沖縄拳法」の"達人技"の極意を、沖縄拳法大平道場・西原治師範に紹介していただく短期集中連載もスタート！

その他、ロルフィング・藤本靖氏と沖ヨガ・龍村修師の朝日カルチャーセンター・新宿教室での注目コラボ講座「丹田の役割とその在処」について。ギリシャ人武道ライター・ミリアレシス氏が江戸時代の下町の様子について論考した寄稿文「下町物語」、システマ創設来の古参インストラクター・アレクサンダー・アンドレイチェンコフ師範の"ハード"な「来日セミナーレポート」など、内容充実の一冊です！好評中の連載と合わせてお楽しみ下さい。

ここでは紹介しきれない記事も盛りだくさん。「月刊秘伝」11月号は10月14日(火)、全国の書店、ネット書店、秘伝ウェブショップなどでお求め下さい。