いまや世界的に有名になった「ねぶた」「ねぷた」ですが、そこで描かれる武者達が一様に、両手両足を広げ、低い腰で踏ん張るような姿勢をとっているのはなぜでしょうか。それは表現方法や道路規制の理由だけでなく、昔日の武士たちが戦いで駆使した、武術の姿勢や動作も大きく投影されています。
ねぶたのモデルとなった、武士たちと武術の身体文化について、実演を通して紹介し、ねぶた文化を新しい視点からとらえていきます。
日時:2014年10月4日(土)19:00~20:30(18:30受付開始)
場所:ねぶたの家ワ・ラッセ」交流学習室2
(青森県青森市安方1-1-1、TEL017-752-1311、http://www.nebuta.or.jp/warasse/)
主な内容(予定)
・「序」:ねぶたと武士・武術の意外なつながりについて紹介します。
・「ねぶた師が描く武士と武術」:青森ねぶた師外崎白鴻が語る「ねぶたで表現される武具や武術」
・「津軽伝承の古武術」:津軽の武士たちが使った武術
(弘前市無形文化財卜傳流剣術、當田流棒術、林崎新夢想流居合、本覚克己流和)の実技から、ねぶたのモデルとなった姿勢を考えます。
・「喧嘩ねぷたと武術」:弘前城下で繰り広げられた「戦うねぷた」の歴史を紹介します。
・「古武術ミニ体験会」:武士たちの基本技を体験してみましょう。初心者も大歓迎です。
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