秘伝2021年3月号
■巻頭グラビア八光流柔術豊和会 広沢成山/大東流合気武道本部春風会 石橋義久/新隂流武學精錬會 井澤秀雄/甲賀忍之傳・併伝武術 清本泰志■巻頭対談 今月の「秘伝なヒト」! 今野敏(少林流空手今野塾)×佐藤哲治(剛琉館)首里手×那覇手 「探求! 沖縄空手の謎と魅力」■大東流合気武道本部春風会 石橋義久技を効かせる"絶対条件"とは!? 「武術合気」の崩し■新隂流武學精錬會 井澤秀雄「参學圓之太刀」身勢・太刀筋の改定と伝承(前編)■八光流柔術豊和会 広沢成山"柔...
松濤館唯一の呼吸鍛練型 半月で練る 空手の呼吸力
大正11年、琉球唐手は船越義珍により本土にもたらされた--これが松濤館空手、近代空手の歴史の幕開けであった。これより約100年、近代空手のさらなる可能性を拓くため、松濤館空手の継承者・金澤弘和が、空手型に対する新たな解釈を提示する本ビデオシリーズ。型に内在する呼吸、息吹を感じ、それと調和することによって、空手の持つ本来の動きを甦らせる! 本巻では、松濤館空手の基本組手および松濤館唯一の呼吸型・半月を紹介する--。
収録内容
■第一部 呼吸による見切り「和之先」について
まずは松濤館空手の基本技における「呼吸の配分」について解説。そして、それを踏まえて相手の動きに調和する「基本一本組手」。さらに後之先、対之先、先之先という、より高度な調和を実現する「自由一本組手」を紹介していく--。
■第二部 松濤館唯一の呼吸鍛錬型「半月」について
金澤館長による「半月」の示範。「半月」に内在する呼吸法の解説および、それを用いた型分解、実際の組手への応用。さらに、指導形式によって「半月」にて鍛錬する際に注意すべきポイントを説明していく--。
金澤弘和
1931年(昭和6)岩手県生まれ。高校時代に空手と出会い、拓殖大学にて船越義珍翁、中山正敏師範より松濤館流の空手を学ぶ。その後、海外へ空手を普及する先陣を切ってハワイ、ヨーロッパ各国などで指導、世界の空手普及の基盤を確立。 1978年(昭和53)国際松濤館空手道連盟を設立。現在、国際松濤館空手道連盟館長。「調和の哲学」に基づいた空手の普及発展に努め、今も世界100カ国以上で精力的に指導活動を展開している。
手裏剣で“予知能力”が養われる!?
読んだ瞬間から、動きが変わる!
“目からウロコ”の身体操作の知恵
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円を歩くことで生まれる力とは
陰流を由来とした太刀の見えない技
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